巨人・戸郷がノーヒットノーラン達成 矢野燿大氏「最後までこの投球ができたのはあっぱれ」
● 阪神 0 - 1 巨人 ○ <10回戦・甲子園> 巨人・戸郷翔征が24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成した。 戸郷は初回からリズムの良い投球で阪神打線を打ち取って行く。先制点をもらった直後の5回裏に先頭の糸原健斗の一ゴロを一塁・岡本和真の失策で出塁を許したが、前川右京を遊飛、坂本誠志郎を三併で無安打を継続。6回、7回、8回も3人で片付けると、ノーヒットノーランを目指し1-0の9回もマウンドへ。先頭の木浪聖也にこの日初めて四球を与えてしまう。続く代打・小幡竜平に犠打で得点圏に走者を背負ったが、近本光司を一直、最後は中野拓夢を空振り三振でノーヒットノーランを達成した。 ABCラジオ制作で24日にニッポン放送でも放送された『阪神-巨人戦』で解説を務めた矢野燿大氏が、「1-0というのは一番難しい状況の中で、戸郷くんが最後までこの投球ができたのはあっぱれとしか言いようがない。難しい状況の中でよく投げ切ったなというところですね」と絶賛。 この日の投球内容については「途中から左バッターのアウトサイドのスライダーというのをカウント球、勝負球というところで、アクセントをつけた。今までもやっているところかと思いますけど、岸田くんの発想があったのかなと」と評価した。 (提供=ABCフレッシュアップベースボール)
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