【Jr.ウインターカップ】連覇を狙う京都精華学園中が快勝、リッツは46得点、17リバウンドの大活躍 [中学バスケ]
京都精華学園中が強みを生かして勝利
1月5日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」女子2回戦でディフェンディング・チャンピオンで今夏には全中連覇を果たした京都精華学園中(京都①)と地元全中で8強入りを果たした新潟清心女中(新潟)が対戦。リバウンドで優位に立った京都精華学園中が、93-47で勝利し、3回戦にコマを進めた。 【写真】京都精華学園中対新潟清心女中写真ギャラリー(15点)をチェック 新潟清心女中は昨日の1回戦で岐阜ダークプリンセスと対戦。No.7加地百花が27得点、No.4若槻悉が20得点を挙げて、70-56で勝利している。 京都精華学園中は、まず185cmのNo.7石綿文、193cmのNo.18オディア カウェル リッツというツインタワーが得点。対する新潟清心女中はNo.8前田真碧のロング2Pで初得点を奪うと、No.7加地が技ありのフローターショット、No.5斎藤里和がゴール近くから決めるなど、試合開始から点の取り合いに。 新潟清心女中はディフェンスから速い展開で仕掛けてNo.10渡辺世梨、No.8前田真碧が得点。No.18リッツ、No.15アニボグ ジェニファー チナザに対しては2枚、3枚と付けて対応するが、リバウンドで優位に立つ京都精華学園中は確実に得点。No.5田中里旺、No.6大木一樺、No.4谷口娃咲も追加点を奪って23-10で1Qを終えた。 新潟清心女中は2Q、No.8前田、No.4若槻が3Pシュートを沈めると、No.10渡辺が2Pシュート、No.7加地がレイアップ、フリースローを沈めるなどオフェンスが活性化。インサイドを中心に攻める京都精華学園中と競り合った。その後も、No.4若槻がボールをプッシュしてディフェンスを引き付けてパスを配給。シュートチャンスを作った新潟清心女中だが、2Q中盤からはシュートが決まらず。終了間際にNo.8前田が2Q2本目の3Pシュートを射抜いたが、京都精華学園中が39-25とリードしてハーフタイムを迎えた。京都精華学園はNo.18リッツが16得点、新潟清心女中はNo.8前田が10得点をマーク。リバウンドは京都精華学園が38-14と上回った。 3Q開始直後から京都精華学園中はNo.7石綿、No.18リッツが得点源となり、残り6分で47-25とリードを広げた。新潟清心女中はNo.8前田、No.14星野聖蘭、No.9伊藤あのんが3Pシュートを射抜いたが、距離のあるシュートが多くなって確率が上がらず。京都精華学園中の67-36で3Qを終えた。 4Q、新潟清心女中は3Pシュートを積極的に放ってNo.5斎藤里和、No.8前田が得点。さらにNo.7加地、No.4若槻はディフェンスを収縮させようとドライブを仕掛けて得点につなげた。しかし、京都精華学園中はインサイドで確実に得点したうえ、No.4谷口、No.5田中が3Pシュートを成功させるなどスコアを伸ばして、後半だけで54得点。93-47で勝利した。 京都精華学園中はNo.18リッツが46得点、17リバウンドというダブルダブル。No.5田中が15得点、No.7石綿も14得点をマーク。新潟清心女中はNo.8前田が3Pシュート4本を沈めて16得点とチーム引っ張った。京都精華学園中は、69-29(オフェンスリバウンドは31-12)とリバウンドで圧倒的な力を見せた。