プロ10年目の小木曽喬が韓国の地でうれしいツアー初勝利! 今後は韓国ツアー参戦も視界に
賞金ランキング4位に浮上
ウイニングパットをタップインし、両手を空に向かって掲げた小木曽。14年に史上最年少となる17歳115日で日本アマを制し、翌15年12月にプロ転向してから10年目でついに栄冠を手にした。 「すごくうれしいですし、たくさんの人に応援していただけたからだと思います。いろんな人に感謝を伝える時間をこれから作りたいです」 期待が大きかっただけに焦りもあったが、3年前から堀尾研仁コーチとスイングづくりに取り組んだ成果がようやく形となった。 今大会は韓国ツアーでもあるため、同ツアーの出場権も手にした小木曽。「もちろん、参加させてもらいたいと思います。日本ツアーでも活躍したいですが、海外にも出ていきたい気持ちもあります」と、参戦に前向きだ。 今回の優勝で賞金ランキングも4位となった。最終的に3位以内に入れば、欧州ツアーへの道も開けてくる。年齢的にも今年で27歳になったばかり。また1人、新たな若手が世界への足がかかりをつかんだ。
小木曽 喬(おぎそ・たかし)
1997年3月19日生まれ、愛知県出身。2014年、日本選手としては当時の最年少17歳115日で「日本アマ」を制覇。翌15年にプロ転向。16年ABEMAツアー「Novil FINAL」でツアー初優勝を飾る。24年「ハナ銀行インビテーショナル」で悲願のレギュラーツアー初優勝を飾る。フロンティアの介護所属。
e!Golf編集部