夫は「作業着」勤務のため、一日2回は洗濯機を回します。1回と比べてどれくらい「電気代」と「水道代」は違いますか?
衣類を一日に何度も洗濯するというご家庭もあるでしょう。その場合、電気代と水道代が気になるのではないでしょうか。 今回は、洗濯1回当たりの電気代と水道代について解説します。洗濯回数が増えると、どれほどのコストがかかるのかを見てみましょう。「ドラム式洗濯乾燥機」と「タテ型洗濯乾燥機」の費用をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
洗濯1回当たりの電気代と水道代
洗濯にかかるコストは、「ドラム式」か「タテ型」かによって変わります。まずはタイプ別に、洗濯1回当たりの電気代と水道代を確認してみましょう。 シャープ株式会社では、「ドラム式」と「タテ型」のそれぞれにかかる電気代と水道代を比較検証しており、結果は表1の通りです。 表1
※シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成 「タテ型」と比較して、「ドラム式」のほうが、電気代・水道代をともに安く抑えられることが分かります。また、洗濯から乾燥まで一貫して行う場合は、電気代が高くなるため、洗濯する衣類の容量に応じてモードを使い分けると、かかるコストをより抑えられるでしょう。
一日に2回洗濯機を回すと、どれだけのコストがかかるのか
洗濯1回当たりにかかるコストが分かったところで、一日に2回洗濯機を回すと、月にいくらかかるのかを見てみましょう。 表2
※筆者作成 一日のうち2回とも洗濯のみで稼働した場合、ドラム式とタテ型でかかる費用には約690円の差が生じます。洗濯から乾燥まで済ませた場合であれば、約3594円もの差になります。 タテ型洗濯機のなかには乾燥までできるものもありますが、電気代が高額になりやすいので、一日に何度も使用する場合は、ドラム式のほうがコストは安く抑えられるでしょう。
一日に何度も洗濯するのであれば「ドラム式」がおすすめ
洗濯機は「ドラム式」と「タテ型」によって、かかる電気代と水道代が異なります。コストを比較すると、ドラム式のほうが安く済むことが分かりました。 一日に何度も洗濯するのであれば、ドラム式のほうが、毎月の出費を抑えられるでしょう。ただし、自宅の設置スペースに限りがある場合や、乾燥機能をあまり使わないといった場合は、タテ型洗濯機が向いている可能性もあります。自分たちの洗濯状況に合った洗濯機を選ぶとよいでしょう。 出典 シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド 04. タテ型とドラム式節水・省エネ能力の違い 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部