『民王R』遠藤憲一、大橋和也、あのらクランクアップ「俳優人生の中で一番大変でした(笑)」
俳優・遠藤憲一が主演するテレビ朝日系ドラマ『民王R(たみおうあーる)』(毎週火曜 後9:00)の最終話が10日に放送される。全8話にわたる撮影を終え、キャスト陣のクランクアップコメントが到着した。 【写真】クランクアップを迎えたあの、高橋一生らキャスト 遠藤は「この作品は間違いなく俺の俳優人生の中で一番大変でした(笑)!でもこの歳でこんなに変化に富んだ役をいただけるのは、ものすごく幸せなことで、のちのち『俺、あのとき幸せだったな』って思い返す作品になると思います」と万感の思いを語った。 『民王R』には、金田明夫、大橋和也(なにわ男子)、あの、山時聡真、山内圭哉ら豪華キャストが集結。クランクアップを迎えた大橋は「3ヶ月間、毎回の撮影がほんまに楽しくて、もう終わんねやって名残惜しいです」と寂しそうな表情を浮かべ、「だから明日もここにいたいです、普通にいたらすみません(笑)」とボケると、遠藤が「明日から、台湾!」となにわ男子のワールドツアーへと旅立つ大橋に素早いツッコミを。秘書の冴島優佳を演じたあのも、なじみの総理執務室でアップ。ファンから「めずらしく楽しそうだね」と声をかけられるほど撮影現場が楽しかったことを明かし、「またどこかでご一緒できるように頑張りたい」と決意を新たにした。 公安コンビを演じた山内と山時も「今の時代に必要なドラマ」と意義を語り、共演者たちへの感謝を述べた。高橋一生や満島真之介もそれぞれの思い出を振り返り、特に満島は遠藤憲一と岸部一徳との再共演について「恩返しができるように頑張った」と感慨深げに語った。 そして今作では旅先から折に触れて泰山のピンチを救った元秘書の貝原茂平役の高橋一生は「9年ぶりの『民王』でしたが、まるで昨日のことのようにお芝居ができたのは皆さんのおかげです。また皆さんにお会いできますように」と、笑顔を見せた。 そしてあす放送の第8話(最終回)では、内閣総理大臣・武藤泰山(遠藤)に決断のときが。離党した民政党のドン・二木(岸部一徳)が新党を立ち上げ、泰山率いる武藤内閣に不信任案を突きつける。国民を信頼し、解散総選挙に打って出る泰山だが、二木の立ち上げた【本家民政党】、そして蓮沼(満島真之介)が立ち上げた新党【ネオニッポン】も加わり、激しい三つ巴の選挙戦に。時流を読むことに長けた二木は蓮沼に近づき、ある提案をする。 そんな中、公安の新田(山内)が、一連の入れ替わりの黒幕であるナリタカンパニーの成田(中村育二)の身柄を拘束し、対策本部に連れてくる。成田と対面した泰山は、彼から衝撃的な真実を告げられる。 【遠藤憲一(武藤泰山役) コメント】 岸部一徳さんからの「時代の流れの先頭をいく作品になれた」という言葉は本当にうれしかったです。ありがとうございます。この作品は間違いなく俺の俳優人生の中で一番大変でした(笑)!いっぱいいっぱいになって監督やスタッフの皆さんにたくさん迷惑もかけたこともありました。でもこの歳でこんなに変化に富んだ役をいただけるのは、ものすごく幸せなことなんだと途中から思い始めて、感謝しながらやっていました。のちのち、『俺、あのとき幸せだったな』って思い返す作品になると思います。ありがとうございました! 【大橋和也(田中丸一郎太役) コメント】 最初のクランクインのシーンが泰山と二木先生の会食のシーンだったんですけど、本番になったとき、その空気感にちょっと圧倒されて、やっていけるのかなと思ったんです。でもエンケンさんはじめ皆さんが僕を楽しませてくれたり、率先してお話ししてくださったので、3カ月間、毎回の撮影がほんまに楽しくて、なんか今、もう終わんねやって名残惜しいです。だから明日もここにいたい(笑)。明日も普通にふらっといたらすいません(笑)。本当にそれぐらい来たい気持ちがあるので、いずれまた皆さんと一緒にお仕事できるように頑張ります!またよろしくお願いします。ありがとうございました! 【あの(冴島優佳役)コメント】 監督さん、スタッフさん、キャストの皆さんのおかげで本当に楽しくて、ファンの方にも「珍しく楽しそうだね」って言われるくらい、ほんとに楽しくて、作品自体も一視聴者として楽しませてもらいました!またどこかでご一緒できるように頑張りたいです。ありがとうございました!!