寒さに負けず雪遊び きょう「小寒」 岩手・一関
5日は二十四節気の「小寒」。暦の上ではこの日から立春(2月3日)前日までの期間が一年で最も寒い「寒の内」とされている。 4日の県南地方は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で曇りや雪。朝方の最低気温は花巻氷点下9・2度、一関同6・5度、江刺同6・2度、北上同6・0度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と寒の入りを前に厳しい冷え込みとなり、一関は今季最低となった。 一関市厳美町の真湯温泉ジャブジャブ広場では、同日「いちのせき雪上楽園2025in真湯温泉」(一関ネイチャーセンター、同市主催)がオープン。雪を活用した誘客で地域活性化を図ろうと2月末まで週末を中心に開かれる期間限定イベントで、会場には大小四つのスノースライダーコースや雪の巨大迷路などが設けられている。 家族5人で訪れた花巻市の小学4年生(10)は「チューブに乗って滑るのは迫力があって面白い」と語り、寒さに負けず何度もスノースライダーを楽しんでいた。 同気象台によると、5日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや晴れで、夜は雪の降る所が多い見込み。