古いバイクが白熱バトル!? モータースポーツ総合エンターテイナー濱原颯道が感じた「テイストオブツクバ」の楽しみ方とは
どんな年代のライダーでも楽しめるのがテイストオブツクバ
今回僕は、motoバトルLIVEというライブ配信での解説の仕事で筑波に行きました。 業務内容は動画の収録をしながら取材もし、場内解説をしつつその様子をYouTubeのライブで配信するなど、かなり喋り倒す内容。 テイストオブツクバはクラスがとても多く、レギュレーションブックを読んでも「指定車輌になっているものしか参加が認められていない」などと記載されていて、正直言って全てを把握するのは無理だと思いましたが、次回はもっと勉強をして、解説者として参加したいと思いました。 あと、今回から新設されたクラスもありました。それがZERO5クラスで、90年代の2st250㏄および4st400㏄のレプリカ車両が参加できるクラスです。
エントリーしている中には20代前半の選手もいます。レギュレーションはZERO4クラスと似ているのですが年式が新しく、ZERO4クラスで頑張っている選手達は「そんな高年式なバイク」と思っている人も少なくありません。 ですが、例えば今回優勝したホンダ「RVF NC35」なんかは1994年式で、僕と同い年の30年前のバイクです。 立派な旧車なのですが、50代くらいの方達がテイストを楽しんでいるのと同様に、僕たち20代から30代の人もテイストオブツクバを楽しみたいので、このような新しい年式、(と言っても古いんですけどね)で参加したい選手にとってはとてもありがたいクラスだと思います。 こんな感じで、先輩達が築き上げたテイストオブツクバを僕たちの世代が引き継いで、さらに後輩へとバトンタッチできたらいいなと思うイベント。 いかがでしたか?草レースと言われているテイストオブツクバですが、その人気は全日本ロードレース以上。 もし皆さんもこの記事を読んで少し興味が湧いたら、現地に観に来てみて下さい!あまりの人の多さにびっくりすると思います。今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
濱原颯道(プロライダー)