三つどもえPOの再現 岩井ツインズと山下美夢有が最終組でラウンド 姉妹のペアルックに「どっちがどっちかな?」【RKB×三井松島レディス】
◆RKB×三井松島レディス第1日(10日・福岡県福岡CC=6305ヤード、パー72)、賞金総額1億2千万円、優勝2160万円、出場108選手=アマ4、晴れ、気温25度、北北西の風4・9メートル、観衆2436人 ■開幕戦前に華やか前夜祭!新垣比菜らがドレスアップ【写真ギャラリー】 昨年の名勝負がいきなり初日で再現された。 2023年大会のハイライトは、岩井明愛と妹の千怜、山下美夢有による三つどもえのプレーオフ(PO)。ツアー史上初の姉妹によるPOは、岩井ツインズの「直ドラ」対決でも観衆を沸かせた。 1年後の初日、3人は大勢のギャラリーを引き連れ、最終組で一緒にラウンド。68で回った山下が首位と1打差の4位タイ、さらに1打差の千怜が9位タイと好位置につけた一方で、姉の明愛は4オーバーの91位タイと対照的な結果に終わった。 6バーディー、1ダブルボギーの山下は「ショットは良い感じで振れている。明日も伸ばしたいが、目の前に集中してプレーしたい」。岩井ツインズとのラウンドについては「去年のPOの感じが残っていて…。(姉妹が)ペアルックで『どっちがどっちかな?』と思っていた。声も一緒だし」と、報道陣を笑わせた。 予選突破に向けて後がなくなった明愛は「もっといいプレーをして皆さんに楽しんでもらいたかった」と唇をかみながら、「アプローチとパターを練習して明日に備えたい」と逆襲を誓った。
西日本新聞社