リヴァプールが新たなストライカーに狙いを定めた? 新指揮官スロットが獲得を望む選手とは
名門の新たなサイクルが始まる
リヴァプールの新監督にアルネ・スロットの就任が発表された中で、クラブはチーム再編に向けて新たなストライカーの獲得を目指しているという。その中で、リヴァプールはアストン・ヴィラのオリー・ワトキンスをトップターゲットとして関心を持っていることが報じられている。『Daily Mail』が伝えている。 [動画]ハットトリックを決めるワトキンス 現在28歳のワトキンスは今季、アストン・ヴィラのストライカーとしてプレミアリーグでキャリア最多の19得点を記録し、来季のチャンピオンリーグ出場権獲得に大きく貢献した。 ユルゲン・クロップの後任として新たにリヴァプールの指揮官に就任したスロットは、クラブに自身の足跡を残すために、改革の起爆剤となるセンターフォワードとしてワトキンスの獲得を望んでいるという。 リヴァプールのセンターフォワードを務めていたダルウィン・ヌニェスは過去2シーズンで苦戦しており、今季はプレミアリーグで36試合に出場して11ゴールに留まっている。また今夏にヌニェスはバルセロナに移籍する可能性が取り沙汰されているが、プレミアリーグで既に結果を残しているワトキンスを獲得出来れば理想的な後任となることだろう。 しかし、ワトキンスは昨年にアストン・ヴィラと2028年までの新契約を結んでいるため、リヴァプールがプレミアリーグのライバルクラブから引き抜くには巨額の資金が必要になりそうだ。 昨年の新契約にサインした当時、ワトキンスは「自分のフットボールをプレイする場所として、ここがベストだと感じている」と語っており、「ここで成し遂げなければならないことはまだたくさんある」と付け加えている。 偉大な名将の退任から新チームの構築へと新たなサイクルを始めようとしているリヴァプールは今夏にどのような動きを見せるのだろうか。