東邦・山北一颯、元プロの父は「人間的にも選手としても尊敬」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第7日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、東邦(愛知)が6―3で高松商(香川)を破った。元プロ野球投手の茂利さんを父に持つ、東邦の先発・山北一颯投手(3年)の主なコメントは次の通り。 【似てる?山北投手の父は元プロ】 ◇分からないことをアドバイスしてくれる スピードを気にせず、ストライク先行でいけた。(元プロ野球選手の父・茂利さんの存在は)人間的にも野球選手としても尊敬している。自分ができないこととか分からないことを、アドバイスしてくれる。 (先発を言われたのは)3日前にホテルの夕食会場で、山田監督と2人きりになった時。その時は緊張しなかった。 (完投への意欲は)あった。代打を出すと言われるまでは、次の回も投げるつもりだった。 (今までの最速は)145キロ。今日は数字は気にせず、バッターと勝負した。 (今日はスライダーをよく投げたが)ホテルで捕手の南出と相手のビデオを見て、変化球が有効だと話し合った。スライダーはカウント球としても、2ストライクをとってからの勝負球にも使った。 (六回のマウンドを降りた後にグータッチをした山田監督は)「ナイスピッチング」と言ってくれた。