1.3Lターボってマジかよ!! [新型カプチーノ]普通車で開発中!? でも初代もスズキのホンキっぷりがヤバすぎた
■現在の中古車相場は120~160万円、なかには390万円もの個体も
カプチーノの当時の新車価格は約146万円。当時の軽自動車の価格としては高価だが、ライバルのAZ-1(約160万円)やビート(約140万円)とは、ほぼ同価格帯だった。 そんなカプチーノをいま入手しようとすると、いくらくらい必要となるのか。2024年6月現在、カプチーノの中古車は全国で92台ほど。価格は、安い個体だと40万円(走行距離17万km、修復歴無し)からあるが、高いものではなんと390万円(走行距離1000km)という価格もあり、幅が広い。 相場はおよそ120~160万円あたりだ。価格高騰はしていないようだが、生産終了から25年が経っていることから、もし手に入れるならば、メンテナンスの面倒をしっかりと見てくれるショップで購入することをお薦めしたい。
■「令和のカプチーノ」は見ることができるか!??
バブル崩壊とともに姿を消していった軽オープンスポーツ。カプチーノも1998年に販売を終了した。その後、2001年にはダイハツ「コペン」が、2015年にはホンダの「S660」が誕生したが、S660は2022年3月に生産終了に。ホンダとしては、日本独自の軽規格に縛られた軽スポーツよりも、海外販売を見据えたコンパクトスポーツとしたほうがまだ利益につながる、という考えもあるのだろう。 ただ、コペンの2023年の総販売台数は3,800台と、細々ながら売れ続けており、軽オープンスポーツにはまだ活路があるように思える。ベストカー本誌のスクープ通り、トヨタとダイハツ、そしてスズキの共同開発でカプチーノが復活となれば、日本国内においても、国産スポーツカー市場が活気づく可能性もあると思う。クルマファンとしては期待したいところだが、軽スポーツカーと相性の悪いカーボンニュートラル問題をどう切り抜けてくるのかは気になるところだ。はたして本当に令和にカプチーノは蘇るのか!??続報に期待したい!!