第2戦に期待ふくらむ、日本屈指のアタッカー・堤優太の底力「次の帯広ではゴールを決めて、必ず勝利したい」【フットサル日本代表】
日本代表は12月14日、国際親善試合でアルゼンチン代表と対戦し、1-1でのドローで第1戦を終えた。 【映像】名門バルセロナで日本人選手がピッチに立った瞬間! 立ち上がりから、アルゼンチンの強度の高いハイプレスに立ち向かい、終始圧巻のパフォーマンスを見せたファーストセット。なかでも、右アラを務める堤優太は持ち前のスピードに乗ったドリブルで幾度となくチャンスを作り続け、会場を盛り立てた。 ゴールこそなかったものの、世界の強豪相手にアタッカーとしての存在感を発揮した堤が、第2戦に向けた意気込みを語った。
最高の環境でプレーできた
──国内で日本代表としてプレーするのをすごく楽しみにしていたそうですが。 ウォーミングアップからサポーターの声が聞こえて、気持ちが入って、個人的には最高の環境でプレーができました。 ──木暮ジャパンになってから海外での経験を積んできたと思いますが、国内での代表戦ということで特別に意識したことは? 今回の活動の最初のミーティングでも「日本フットサルの高める」という言葉がありました。そのためには、良いフットサルをして、勝利をすることが大事だと思っていました。勝つことはできませんでしたが、チームとしては良い入りができましたし、自分たちがやってきたことを出せました。次の帯広での第2戦は必ず勝利したいですし、個人的にもゴールを決めたいです。 ──スタメン出場した吉川智貴選手、堤選手、金澤空選手、清水和也選手のセットはプレーのリズムがすごく合っていたように感じます。 11月のウズベキスタン遠征から長く練習もしてきましたし、同じ時間を共に過ごしていて、コミュニケーションをとってきました。ボール保持はよかったので、シュート本数を増やせるように、改善していきたいです。 ──世界トップクラスのアルゼンチンのプレスはどのように感じましたか? スカウティング通り、前からプレッシングに来ていましたが、頭を休めずにプレーできたと思います。相手が前から来れば裏にスペースができるので2人組の関係や、1タッチ・2タッチでパスをつないで、うまく回避できる場面もありました。相手陣内に入った後の1対1でもっともっと仕掛けて、シュートまでもって行きたいです。 ──吉川選手からの浮き球のキックインをボレーで狙ったシーンもありました。 毎試合、吉川選手は良いボールを蹴ってくれるので、枠に飛ばして決めたかったです。 ──Y.S.C.C.横浜はFリーグでレギュラーシーズン7位、残念ながら下位リーグに回ることになりましたが……。 正直悔しいですが、今は日本代表として、気持ちを切り替えてプレーをして、今回の活動で経験したことをチームに持ち帰って、ファイナルシーズンで全勝できるように頑張っていきたいです。