東南アジアの選手中心、初のプロ野球チームが13日初陣! 5カ国24人の佐賀インドネシアドリームズ「全力プレーを」
東南アジア出身者を中心に構成する初のプロ野球チーム「佐賀インドネシアドリームズ」の選手や関係者ら約30人が27日、本拠地を置く佐賀県武雄、嬉野両市の市役所を訪問した。今年から準加盟チームとして参戦する独立リーグ「ヤマエグループ九州アジアリーグ」での健闘を誓った。 ■異色経歴プロ野球選手がモデル時代秘蔵ショット公開【写真】 チームはインドネシアやスリランカ、フィリピン、シンガポールからの21人に、社会人野球などを経験した日本人3人を加えた5カ国24選手で構成する。ほとんどの選手は19日に入国し、嬉野市内にあるスポンサー企業の施設を宿舎として使いながら、20日から練習を続けている。 武雄市役所では、香月良仁監督が「国によって個性の違う多彩なメンバーが集まった。見ている人に愛され、元気になってもらえるようなチーム作りに取り組みたい」とあいさつ。インドネシア出身のリズキー主将は「サポートしてもらう人たちには本当に感謝。全力プレーを心がけ、新たな地での経験を重ねていきたい」と抱負を述べた。 球団によると、今季は公式戦24試合を含めて最大30試合前後に臨み、うち半数は両市など県内で行う予定。開幕戦は4月13日午後1時から、ひぜしんスタジアム(武雄市東川登町)で、宮崎サンシャインズと対戦する。球場外でのステージイベントなども予定しており、「家族連れで遊びに来てほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせは、専用電話=080(8757)4529。 (糸山信)
西日本新聞社