的確な解説が人気の元Jリーガー・林陵平 最新著作はサッカー観戦がぐっと面白くなる「観戦術」の決定版[新書ベストセラー]
3月19日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『メンタル脳』が獲得した。 第2位は『話す力 心をつかむ44のヒント』。第3位は『世界は経営でできている』となった。 4位以下で注目は8位にランクインした『林陵平のサッカー観戦術 試合がぐっと面白くなる極意』。元Jリーガーでサッカー解説者の林陵平さんの著書。元選手・指導者ならではの視点に加え、圧倒的な知識量で的確な解説が人気の林さん。本書は林さんがサッカー観戦のうえで押さえておきたい様々な要素を解説した一冊だ。林さんは同書のまえがきで「観戦力」をアップさせることでサッカーをより楽しめるようになると説く。基本的な観戦の心構えから、90分間で観るべきポイント、各ポジションの役割、各システムの違い、知っておくべき名将や選手たちなど知っておくことで試合が何倍にも楽しめる様々な要素について解説されている他、「観戦力」をアップするための勉強法にまで言及されている。
1位『メンタル脳』アンデシュ・ハンセン[著]マッツ・ヴェンブラード[著]久山葉子[訳](新潮社) 「史上最悪のメンタル」と言われる現代人。とりわけ若年層の心の問題は世界的に深刻だ。ユニセフが警告を発し、アメリカ政府は「国家的危機」とまで言及、日本でも高校生の30%、中学生の24%、小学4~6年生の15%が中等度以上のうつ症状を訴えているとの調査結果もある。脳科学からメンタルの問題を解説した世界的ベストセラー『ストレス脳』をあらゆる世代向けに、わかりやすくコンパクトにした〈心の取説(トリセツ)〉。(新潮社ウェブサイトより)
2位『話す力 心をつかむ44のヒント』阿川佐和子[著](文藝春秋) 日本人だからこその会話の妙や楽しみ方はあるはず――。初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、会議や会食まで。インタビュアーを三十年以上続けているアガワが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術。(文藝春秋ウェブサイトより)