”崖っぷち”から大逆転!移籍先で輝いたドラ1戦士(4)中日に欠かせない先発ローテへ
2024年シーズンに向け、各球団が着々と補強に乗り出しているプロ野球。オフには馬場皐輔や甲斐野央といった、ドラフト1位選手の移籍もあった。過去を振り返ると、新天地で躍進を見せた例も数多く存在する。ここでは、移籍先で活躍したドラフト1位入団の現役選手を紹介する。
松葉貴大
・投打:左投左打 ・身長/体重:178㎝/82㎏ ・生年月日:1990年8月14日 ・経歴:東洋大姫路高 - 大阪体育大 ・ドラフト:2012年ドラフト1位 中日ドラゴンズで先発ローテーションの一角を担う松葉貴大。国内FA権を取得した今オフは去就が注目されたが、チーム残留を決断した。 2012年ドラフト1位でオリックスバファローズに入団すると、ルーキーイヤーから一軍でも経験を積み、翌2014年に8勝1敗、防御率2.77をマーク。2016年にも7勝を挙げた。 しかし、2017年は3勝12敗と大きく負け越すと、その後は登板機会が激減。2019年のシーズン途中に中日へトレード移籍となった。翌2020年は本拠地・ナゴヤドーム(現バンテリンドーム ナゴヤ)で3勝を挙げるなど相性の良さを発揮。復活の兆しを見せた。 2021年は開幕ローテーション入りを果たすと、規定投球回未満ながら6勝をマーク。2022年には移籍後最多となる19試合(100回)を投げ、6勝7敗、防御率3.33と一定の結果を残した。 しかし、2023年は登板数が減少し、わずか1勝と寂しい数字に。2024年は再び先発ローテーションの一角を担いたい。
ベースボールチャンネル編集部