<南沙良>22歳の“正統派” 「光る君へ」“紫式部の娘”好演へとつながる、確かな足跡たどる
かつて、母・まひろのように「生きたくはない」と口にすることもあった賢子だが、おじの惟規(高杉真宙さん) の死を挟んで親子関係が“雪解け”へと向かう中、双寿丸(伊藤健太郎さん)との淡い恋も経験し、まひろとの間に見えない絆を強めていく様子が手に取るように分かる演技を、南さんは回を重ねる中で披露しれくれた。
その成長が生んだ第45回「はばたき」(11月24日放送)の“内裏デビュー”だが、母ゆずりの賢子の聡明さがにじみ出るような瞳の輝きと笑顔を見せた南さん。今後、さらなる大きな役で大河ドラマに戻ってくることを期待せずにはいられない。