一方通行の道路って「標識」以外に見分ける方法ないんですか?→実はあります! ではどうやって?
見るべきは「路面」?
「一方通行」の道路では、交差点に立つ右折あるいは左折禁止の標識に一方通行であることが示されますが、例えば沿道の駐車場などから入るケースは、そうした標識を見つけづらく、戸惑うケースも考えられます。標識以外に、入ろうとしている道が一方通行であるかどうか判別することはできるのでしょうか。 【写真】確かに違う! これが「一方通行vs双方向通行」激セマ道の比較です その道が一方通行か否かを判別する手がかりは、実は標識以外にもあります。それは、路面標示をチェックする方法です。 一方通行路は、複数の車線があるケースも存在しますが、一般的には車線の区分がない細い道が多数を占めます。ひし形の路面標示「横断歩道または自転車横断帯あり」や、「止まれ」の文字が道路の「中央」に書かれているのです。これは、双方向通行の道路のように、道路の左寄りの走行を指定されないためです。 そして、交差点手前の一時停止線も、向かって左側だけでなく、道路の幅いっぱいに引かれています。もし直進や曲がる先の停止線が幅いっぱいに引かれていたら「進入禁止」の可能性があります。その一方で、「これは一方通行では?」と思えるような細い道でも、停止線がやや左側に寄っていれば、双方向通行の可能性が高いというわけです。 なお、もちろん標識でも一方通行路か否かの見分けはつきます。一方通行で逆走の場合は、途中の標識も裏向きになっています。
乗りものニュース編集部