2016年リオ五輪代表の前年女王・梅木真美が初戦敗退の波乱…「前向きに考えたいが、ちょっと分からない」去就明言せず【柔道全日本女子選手権】
◆柔道 全日本女子選手権(21日、神奈川・横浜武道館) 体重無差別で争う大会で、2年連続2度目の制覇を狙った梅木真美(ALSOK)=大分県九重町出身=が初戦の2回戦で敗れた。梅津志悠(JR九州)に崩れけさ固めで一本負けを喫して、連覇への道が断たれた。 ■「レジェンドが渋滞です」野村忠宏さんら超豪華4ショット【写真】 パリ五輪の代表入りを逃した梅木は、今月初旬の全日本選抜体重別選手権でも女子78キロ級で初戦敗退。2016年のリオデジャネイロ五輪代表の実力者も苦しい闘いが続いており「ちょっと負けが続いていて、その中でも何とか自分らしい柔道ができたらなと思っていたが、出し切る前にというか、相手のペースになってしまった」と涙を流した。 今後については「前向きに考えたいが、ちょっと分からない。悔しい気持ちがあってやっぱり自分の柔道をつくりあげたい気持ちになれば次の大会にも挑戦する。自分自身の気持ちを整理しながら向き合っていきたい」と明言を避けた。 パリ五輪の代表内定者や5月にアブダビで開催される世界選手権の代表は出場していない。今大会は、2017年に廃止された旗判定が復活。延長戦は行わず、試合時間は4分から5分、決勝は8分となった。
西日本新聞社