第94回選抜高校野球 センバツ想定、大垣日大実戦 川島好投「出来過ぎ」 /岐阜
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する大垣日大(大垣市)が、岐阜市の長良川球場で今季初めてとなる実戦を重ねている。5日に高校野球の今季の対外試合が解禁され、6日は昨秋の県大会3位だった岐阜第一に第1試合は7―6、第2試合は9―2でいずれも勝利した。7日は昨夏の岐阜大会で準優勝した市岐阜商に3―5で敗れた。 6日の第2試合の七回、無死満塁のピンチでアンダースローの川島功聖(1年)が登板し、後続打者を空振り三振と併殺に打ち取って切り抜けた。川島は「三振は自分にしては出来過ぎ。初球からストライクゾーンで戦えたのが良かった。アンダースローは武器になると改めて分かったので、自信をもって成長していきたい」と語った。阪口慶三監督も「川島が今日の収穫」と評価した。 大垣日大は大会第4日の21日第3試合(午後2時開始)で21世紀枠の只見(福島)と対戦する。【熊谷佐和子】