【香港国際競走】国内最終追い タスティエーラはWコース6ハロン81秒0 堀師「ここまでは順調です」
12月8日にシャティン競馬場で行われる香港国際GⅠ競走に向け、美浦トレセンで国内最終追い切りが行われた。 《カップ、芝2000メートル》天皇賞・秋2着のタスティエーラ(堀、牡4)はWコースを馬なりで気分良く駆け抜け、6ハロン81秒0-11秒3でフィニッシュ。堀調教師は「検疫厩舎へ移動後もカイ食いは落ちず、良好な健康状態を維持。今まで香港へ行った馬と比較しても、初回としてはいい方です。28日の追い切りは速いラップで飛ばしたぶん、しまいのサポートが必要でしたが、気を抜く面もなく、止め際にDDSP(喉の疾患)の症状も出ませんでした。ここまでは順調です。父(サトノクラウン)もその父(マルジュ)も香港の馬場に適性があります。この後、香港へ行った後も健康状態を維持して、心身をまとめていきます」と伝えた。 《スプリント、芝1200メートル》スプリンターズS7着サトノレーヴ(堀、牡5)は、Wコース6ハロン80秒4-11秒2の好時計を馬なりでマーク。トレーナーは「今回は体が減って戻ってきましたが、入厩後のカイ食いは良く、良好な健康状態で順調です。28日の追い切りは、速いラップをしまいまで余力でこなせていました。息はできています。北海道からの輸送で熱発したことがあり、輸送に気をつかうタイプなので、その点の対策も講じます。香港へ行った後はタスティエーラ同様に、健康状態の維持に努めて心身をまとめていきます」とコメントした。