J-WAVEが厳選! 「いま聴くべき」おすすめソング4選 (11月)【SONAR TRAX】
大石晴子「サテンの月」
大石晴子は大学卒業後から本格的に活動を始め、2018年にりんご音楽祭に出演後、2019年に配信シングル「怒らないでね」でデビュー。その後、2019年8月にEP『賛美』をリリース。2020年からは、ユニット「TATEANAS」でも活動。2022年4月には、ソロ1stフルアルバム『脈光』をリリースし、APPLE VINEGAR -Music Award-の特別賞を受賞した。 「サテンの月」はキーボードに高橋佑成、ギターに細井徳太郎などジャズシーンに留まらないメンバーを迎え、またミックス・レコーディングエンジニアは前作の「脈光」も手がけた中村公輔が担当している。丁寧に作りこまれたバンドサウンドが聞く人の意識を静寂な月明かりの夜へと導く。新しさに囚われることのない唯一無二の作品に目が離せない。 WACODESコメント:ゆったりとした曲調が一人の夜の時間にマッチしていて落ち着いた気持ちでいられる一曲です。
有元キイチ「叫ぼう」
有元キイチは2023年4月にシンガーソングライターとして M1「聞いてたの? feat. 三浦透子」と M2「ありがと」を収録した 1st シングル「0110」を、2024 年 1 月には 4 曲入りの 1st EP『Tama,Tokyo』をリリース。ソロ活動を活性化させている時代の流れに消費されない、どんな瞬間であっても真伨でエヴァーグリーンな響きをまとうポップスを追求する有元のソロワークは、一連の作品でリスナーやアーティストから確かな評価と信頼を得ている。 「叫ぼう」は、これまでのソロワークで得た時代に流されることのないポップスへの姿勢が研ぎ澄まされた、とても大きな名曲となっている。ピアノの音にのせて夜空に向けてそっと独白をするように始まり、そこに導かれた仲間たちの幾重にも重なった音色がダイナミックに流れている。〈叫ぼう叶えたい夢たくさん 叫ぼう忘れたくない人を 叫ぼう酒持ってこい 叫ぼう叶えたい夢たくさん〉この音楽を共有するすべての人の願いを解放し、それぞれが打破できないでいる壁を超えていこうとする想いが表現されている。 WACODESコメント:自分の願いは叶うはずがないと立ち止まって動けなくなっている時に後ろから大きな力で始まりの一歩を助けてくれるような一曲です。