静岡放送

静岡市のザ・トーカイに架空の工事代金を請求し、現金をだまし取った罪に問われた元社員の男に対し、静岡地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、ザ・トーカイの元社員でコンサルタント業の男（45）です。 判決などによりますと、男は静岡県焼津市の建設業者の男と共謀し、受注した空調設備工事の代金を水増ししてザ・トーカイに請求し、現金約1200万円をだまし取りました。 静岡地裁で11月15日に開かれた判決公判で、谷田部峻裁判官は「自己の立場を利用し計画的かつ巧妙で非常に悪質」と指摘。 一方で、被害弁償をしていて罪を認めていることなどから、懲役4年の求刑に対し、男に懲役3年 執行猶予5年の判決を言い渡しました。