伊藤沙莉、朝ドラヒロイン好演で“THE ONES TO WATCH 2024”受賞「すごく光栄。今年一番向き合ってきた役なので」
俳優の伊藤沙莉が、11月8日に都内で開催された「VOGUE JAPAN」主催「THE ONES TO WATCH 2024」授賞記者会見に登場。受賞の感想や2025年にチャレンジしてみたいことなどを語った。 【写真】伊藤沙莉のほか、2024年に飛躍を遂げたスターがズラリ集合! ■「THE ONES TO WATCH」とは 「THE ONES TO WATCH」は、ファッション誌「VOGUE JAPAN」(コンデナスト・ジャパン刊)がその年を彩った才能あふれる表現者や目覚ましい活躍を見せたニューカマー、キャリアにおける大きな転機を迎えたり、飛躍したりと多ジャンルで活躍するアイコニックな人々を讃えるアワード。2024年は綾野剛、磯村勇斗、伊藤、江村美咲選手、小田凱人選手、河合優実、角野隼斗、Travis Japan、ハローキティ、BABYMONSTER、ゆりやんレトリィバァが受賞した。 2024年の伊藤は、連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合ほか)で主人公・佐田(猪爪)寅子を好演。多くの視聴者に勇気と力を与える存在として走り切った。役柄を通じて社会と向き合い、納得いかないことには「はて?」と疑問を持ち、深く考え、声を上げることが未来への希望につながるというメッセージを代弁したことが受賞の理由となった。 今回の受賞に、伊藤は「すごく光栄に思っております。とってもありがたいです」と喜び、「受賞理由を読ませていただいて、自分がとっても大切にしている作品(『虎に翼』)がきっかけになったというのが本当にうれしかったですし、今年一番向き合ってきた役だったりするので、すごくありがたかったです」と感慨深い表情で喜びを語った。 ■讃えたい人は“朝ドラ”スタッフ・キャスト 今回は伊藤が目覚ましい活躍を讃えられたが、自身が“讃えたい”人を聞かれると「『虎に翼』でご一緒したスタッフさん、キャストの皆さんとか、そういった人たちの支えだったり、いろんなことでいい作品になったと思いますし、関わった人たちも含め、“讃える”って言っていいのか分からないんですけど、感謝を込めて(賞を)差し上げたいです」と、朝ドラを共に駆け抜けたスタッフ・共演者に感謝を込めた。 さらに、来年挑戦してみたいことについては「役をやるにあたって、作品を作るにあたって先に準備しておくみたいな作業が好きで、そのために何かを練習するとか習い始めるとか、自分的には好きなのでそういうこともどんどんチャレンジしていきたいなと思います」と、俳優として“役作り”を追求していきたいことを伝えた。 なお、フォトコールには伊藤のほか、磯村、江村選手、Travis Japan、ハローキティ、ゆりやんも参加した。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)