「自分らしさを見つけて大切に」レズビアンの女性が母校で多様性への理解を訴える 大分
大分放送
レズビアンであることを公表し、性的マイノリティの支援に取り組む女性が母校の高校で講演し自分らしさを大切にするよう生徒に訴えました。 【写真を見る】「自分らしさを見つけて大切に」レズビアンの女性が母校で多様性への理解を訴える 大分 (SOGIEサポートチームココカラ・奥結香共同代表)「初恋の相手が同級生の女の子だった。その気持ちに気付いた時にどう思ったかというと気持ち悪いと思った自分のことを」 大分市の福徳学院高校では2年生およそ140人を対象に性に関する講演が行われました。講師は、卒業生で、性的少数者の支援に取り組む竹田市在住の奥結香さん。親にさえ理解してもらえない性的マイノリティの苦しみや性のあり方の多様性について説明しました。 (奥結香さん)「男だから女だからとかたくさんあると思うけど、何よりもまずは自分らしさを見つけてそれを大切にしてほしい」 (生徒)「友だちにLGBTの人がいるが、まだ理解できないことがあると感じた」「これから知識と理解を深めたい」「誰もが笑顔で暮らしていけるような社会に近づけていけたらいい」 県内でもパートナーシップ制度が広がっていることに触れ、奥さんは自分の中にある固定観念に気付くことも大切だと強調しました。
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