今後の野望を激白した真白優希

　新たな〝お騒がせ女〟の誕生だ。女子プロレス「アイスリボン」を退団し、11月からフリーに転向した真白優希（23）がインタビューに応じ、胸中を激白した。ICE×∞王座を初戴冠した10月19日後楽園大会のリング上で、当時の所属会社社長と音信不通であることを激白。給与未払いが発生していたことも判明し、電撃退団につながった。一躍、時の人となった真白はどこへ向かうのか――。 【写真】2020年にデビューし、22年に一度引退している真白優希 　――騒動を振り返って 　真白　いい意味で宣伝になったのかなというのはあります（笑い）。これを面白いと受け取ってくれる方もいて縁もできたので、それはそれでうれしいです。 　――11月からフリーに 　真白　自分でグッズを作ったりとか、オファーが来て自分でやり取りしたりして、てんやわんやする部分があって…。でも、新鮮な気持ちになっています。 　――今後は 　真白　いろいろな団体に出たい気持ちがすごくあります。11月はアイスリボンとYMZさんに出ているんですけど、もっと幅広くいろいろな方と対戦したいというのがありますね。まずは国内でデカくなるというか強くなって、海外に行きたいというのが最終的な夢です。 　――どこの国に 　真白　でっかい夢なんですけど、（米国）WWEに行ってみたいのがすごくあって。将来的なゴールとして、海外に住みたいんですよ。その手前に海外で試合をしたい、海外選手と交流したいという夢があります。 　――いつからその夢を 　真白　20歳くらいからずっと思っていました。WWEのレスラー（ドウェイン・ジョンソンことザ・ロック）が出てる映画を見て号泣したんです。「ワイルド・スピード」シリーズだったかな。私も人を感動させられる人になりたいと思い、だったら海外に出て試合することなのかなって。そこからWWEの試合を見るようになりました。 　――WWEの女子ではイヨ・スカイ、カイリ・セイン、アスカ、ジュリアが活躍している 　真白　日本人が4人も活躍されているってすごいじゃないですか。イヨさんは空中殺法もすごいから、勉強になる部分が多いですね。試合もそうですが、マイクパフォーマンスもすごいうまいじゃないですか。私は苦手なんで、ああいう方たちを見て勉強してます。いつか、あの舞台に立ちたいですね。 　――ジュリアも同じアイスリボン出身だ 　真白　かっこよすぎました。アイスリボンからスターダムに行って頂点に立って、そこからWWEに行ったシンデレラストリーに憧れます。実はスターダムに行ったころから、ジュリアさんの試合はひそかに見ていたんですよ。 　――なぜ 　真白　ああいう「強い女」を出される姿とか、負けん気が強い試合がすごく好きで。高校の時にアイスリボンのプロレスサークルに通っていて、ジュリアさんが先生で教えてもらいました。教え方が好きで通っていましたからね。でも、通っている時に（スターダムに移籍して）いなくなってしまって…。 　――その後の交流は 　真白　1回ご飯に行ったことがあります。私は（2022年12月に）一度引退したんですけど、引退する前にお会いしたんです。「辞めるのはもったいないよ。もうちょっと頑張りなよ」と言われたのを覚えています。（24年1月に）戻ってきた時、ジュリアさんのあの言葉が大きく残っていました。いつかWWEに行けたら、絶対にジュリアさんと戦いたいと思います。 　――王者として今後は 　真白　ベルトを持ったからには強い人と戦いたい。防衛ロードでは先輩とも当たりたいなと。やっぱりウナギ・サヤカとは。いい意味で刺激的な存在なんですよ。この人の期待に応えなきゃという自分もいるけど、何か踊らされているなって自分もいて。やっぱり、この人を超えたいなっていうのはすごくあります。 　――12月7日には大阪、同25日には東京で初のイベントがある 　真白　今までファンの方と触れ合う機会を設けてなかったので、この機会にもっと真白優希を知ってもらいたいですね。 　――最後に 　真白　私、ある意味お騒がせ女ですね（笑い）。でも、言ったことは後悔していないので、今後も爆弾を投下していきたいと思っています。期待してください！