ガッカリ…。今季期待ハズレだった欧州日本人(4)悲惨な公式戦出場なし。23歳DFにとっては大問題
ヨーロッパ主要リーグの2023/24シーズンが終了した。各地で評価を高めた日本人選手がいる一方で、さまざまな理由から望んでいたような活躍ができず、周囲の期待に応えられなかった選手もいる。今回は、今季十分な働きができなかった日本人選手をピックアップして紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。
DF:小林友希 生年月日:2000年7月18日(23歳) 所属クラブ:セルティック(スコットランド) 2023/24リーグ戦成績:なし スコットランドのセルティックに所属する小林友希は、カップ戦を含めても2023/24シーズン出場なしという悲惨なシーズンを過ごした。 各世代別のサッカー日本代表を経験してきた小林は、17歳でヴィッセル神戸のトップチームデビューを飾った有望株だ。2023年1月にセルティックへ加入すると、カップ戦を含めて2022/23シーズンは7試合に出場した。しかし、アンジェ・ポステコグルー監督が去り、夏にブレンダン・ロジャース監督が就任すると、全く出番がなくなった。 冬の移籍市場では日本復帰の可能性も報じられていたが実現せず。その後、ギリシャ行きも報じられたが、最終段階でまとまらず、セルティックでベンチにも入れない日々が最後まで続いてしまった。 23歳の若手選手にとって、1年間プレーできなかったことは今後のキャリアに影響を与えかねない大問題だろう。クラブで状況が変わらないのであれば、この夏に新しい環境を見つけなければならない。
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