出川哲朗「聞いてなかったんでね、ビックリしました」ウッチャンナンチャンからのサプライズ激励に号泣
お笑い芸人の出川哲朗(60)が25日に行われた、自身がメインパーソナリティを務めるニッポン放送「第50回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の24時間生放送完走記者会見に出席。大役を終えた思いを語った。 番組最後の“大エンディング”で流れたのは、親友のお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」からのサプライズボイスメッセージだった。「今回、記念すべき50回目を迎えた『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』。ここまで23時間以上駆け抜けてきた我々のてっちゃん。お疲れ様でした。すごい頑張ってるね。この年齢で24時間やるってね。てっちゃんの頑張りが、たくさんの音の出る信号機に繋がりますように。あともうほんのちょっとだけですね。最後までてっちゃんらしく頑張ってください。応援しています」という盟友からの激励の声を聞き、出川の目からは大粒の涙がこぼれた。 「聞いてなかったんでね、ビックリしました」と感激した様子。「元々はウッチャンナンチャンのオールナイトニッポンの中で、自分の劇団になんかちょっと変な面白いやつがいるって言ってもらって、そこでコーナー始めてから僕がだんだん認識されていったんで…。だから、そういう意味ではオールナイトニッポンっていうのは、自分の思い出のある番組だった」と若手時代を振り返った。 大役を終えた後、取材に応じた出川は「いろいろ思い出して感極まっちゃいましたね…。最後“あのー”と言い過ぎちゃって。感極まり過ぎちゃいました…」と反省も。 1番恐れていることは、明石家さんまがラジオを聞いていることだけだという。「さんまさんはやっぱ芸人がバラエティーとかでラジオとかで泣くことは絶対に禁じているので。テレビでも、もし泣いたりしたらすぐさんま警察が動き出して注意されちゃうんですけど、さすがにラジオまではチェック入ってないと思うんで大丈夫だと思うんですけど、耳に入らないように…。それが心配ですね」と本音を明かし、笑いを誘った。 本番組は、目の不自由な方達が安心して街を歩けるような「音の出る信号機」の設置や、社会参加につながるアイテムを一つでも増やす募金を募るチャリティプログラム。1975年から“音楽とラジオの力で社会に貢献できることをしたい”という想いから始まり、今年で50回目。24日正午から25日正午にかけて、24時間にわたって生放送された。