２月に７６歳で亡くなった浜松市の楽器メーカー・河合楽器製作所の河合弘隆前会長のお別れ会が執り行われ、親交のあったＹＯＳＨＩＫＩさんら６００人が参列しました。 　１９８９年に河合楽器の社長に就任した河合弘隆前会長は、世界一のピアノ作りに尽力し、１９９９年には最高級グランドピアノ「Ｓｈｉｇｅｒｕ　Ｋａｗａｉシリーズ」を発売。 　演奏の満足を追い求め数多くのピアニストと意見を交わし続けてきました。 　この世界的アーティストも親交があった一人です。 ＹＯＳＨＩＫＩさん： 「河合さんとの出会いは僕の音楽人生における重要な転機でした。海外で闘っていると時にとてつもない孤独感に襲われることがあります。そんな時、いつも僕のそばにＫＡＷＡＩの文字が。河合ピアノが寄り添ってくれます」 　長年、河合ピアノを愛用しているＸＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩさん。演奏会やツアーの際にはホテルや楽屋にピアノを持参するほどで、自身のディナーショーに河合前会長を招待するなど、プライベートでも親交がありました。 ＹＯＳＨＩＫＩさん： 「河合さんの音楽への愛はこれからも僕たち音楽家の心に永遠に生きていくことでしょう。その思いを受け継ぎこれからも素敵な音楽を一緒に奏でていければと思います」 　感謝の言葉と共に別れの花を手向けたＹＯＳＨＩＫＩさん。 ＹＯＳＨＩＫＩさん： 「感謝、感謝、感謝なんですが、僕の人生の中でずっと河合ピアノと一緒に寄り添ってこられたのは一重に河合さんのお陰でもあって、残された僕らが頑張っていくことによって、音楽の力を伝えていけたらなと。それが河合さんの意思でもあったと思うので」