ヌートバー、大谷の39号に脱帽「調子が上がらなくても本塁打を打てるんだよ」 3連戦最終日にアーチで競演
◇MLB ドジャース 2-1 カージナルス(日本時間19日、ブッシュ・スタジアム) 【画像】大谷選手の足下には・・・愛犬デコピンの顔がプリントされたスパイク ドジャースの大谷翔平選手はカージナルス戦で勝利に導く39号本塁打を記録。対戦したヌートバー選手もその打撃に脱帽の様子です。 両者無得点の5回、大谷選手は右腕ソニー・グレイ投手が投じた初球のカーブとらえ、右中間の相手ブルペンへ飛び込む一発。打球速度は約182.6キロ(113.5マイル)、飛距離約120.7メートル(396フィート)の弾丸ライナーのアーチでした。 これで本塁打は39号でリーグ2位マルセル・オズナ選手(ブレーブス)とは3本差へ。先発のカーショウを援護し、チームを勝利に導きました。 また、この試合8回に代打登場したラーズ・ヌートバー選手がチーム唯一の得点となる右中間への8号本塁打を記録。今季シーズン最後の対戦となった3連戦最終戦でアーチの競演となりました。 試合後、ヌートバー選手は大谷選手の打撃について言及。前日、38号を放った大谷選手は「構えている段階でいい未来があまり見えていない感じ。打ったと思ったボールが空振りしたり、ファウルになっている状態があまり良くないと思う」と話していました。 しかし変化球を一振りでとらえた打撃にヌートバー選手は、「彼のスランプは他の選手と少し違う。もし彼がスランプに陥っているなら、リーグの他の人たちがどういうかわからないけど、彼の状態はいいように見える。ブレーキングボールを捉え本塁打を打った。彼のスランプは、本当のスランプではない。ただ調子が少し上がらないだけだ。彼は本当に偉大な打者だからね。調子が上がらなくても本塁打を打てるんだよ」と笑みを浮かべました。