故・中山美穂さんの役柄 実妹の中山忍が引き継ぐ「姉妹での最初で最後のドラマ共演」フジ来年1月開始ドラマ
フジテレビは26日、来年1月9日スタートのドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜、午後10時)に出演予定だった故・中山美穂さんの役の設定を、実妹の女優・中山忍が引き継いで出演すると発表した。 【写真】もう見られない…姉妹2ショット 25年1月期木曜劇場枠にて放送する同ドラマ。第5話(2月6日放送)に出演予定だった中山美穂さん演じる園田美奈子(そのだ・みなこ)役の設定を引き継ぎ、鮫島ふみ(さめじま・ふみ)役として中山忍が演じる。 当初、第5話で中山美穂さんは、主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園の園長・園田美奈子役を演じる予定で、美穂さん演じる園田が物語の中心となる構成だった。しかし、美穂さんの死去を受け、急遽、美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみ役を作ることになり、遺族である中山忍と所属事務所と話し合いを重ねる中、中山忍の強い希望、意向を汲み、出演に至った。 【中山忍コメント全文】 「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。 “演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております。香取さんと久しぶりに共演させていただけることも楽しみのひとつです。 姉が残してくれた、このご縁を大切に、姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して演じます。 機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます」 (よろず~ニュース編集部)
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