【ホテルニューグランドの朝食】 甘じょっぱいモンテクリストサンド 漆黒のトーストと究極の目玉焼きも
どうにも暑すぎる今年の夏。涼しくて別世界気分を味わえるホテルステイは、身も心も満たしてくれる時間です。 【画像】ホテルニューグランドの朝ごはんをもっと見る! ホテルに泊まる楽しみのひとつといったら、朝ごはん。ブッフェもいいけれど、優雅にアラカルトやセットメニューに身を委ねてみたら、そのホテルの魅力がもっと深まります。 この夏、ぜひ食べてみてほしいホテルの朝ごはんを集めました。 1回目は横浜が誇るクラシックホテル「ホテルニューグランド」へ。
クラシックホテルならではの秘密がたくさん
横浜・山下公園に面したクラシックホテル「ホテルニューグランド」。建築やインテリア、設えに包まれ、歴史と一体になれるようなステイが叶う憧れのホテルです。 宿泊者限定の朝食は、洋食ならフランス料理のレストラン「ル・ノルマンディ」で。眼前に広がる横浜の港と、流線や手すりなどでまるでクルーズ船に乗っているかのような店内に心が躍ります。 今では一般的なメニューを数々生み出してきたホテルのパイオニア精神は、今も変わらず。最近も新たな名物を生み出しています。それが、カナダ生まれの「モンテクリストサンド」です。 自家製パンを卵液に浸したフレンチトースト生地に、カリッカリに焼かれたベーコンを挟んでグリュイエールチーズを挟んで焼き上げたもので、ふわふわでほんのりと甘いフレンチトーストと、ベーコンとチーズの旨味たっぷりの塩気がたまりません。
真っ黒なシナモントースト&美しすぎる目玉焼き
リピーターやスタッフの間で密かに人気があるメニューが「シナモントースト」。その真っ黒な様子に驚きますが、なんともクセになるおいしさなのです。 こちらも自家製のトースト用のパンにバターを塗ってオーブンでこんがりと焼き、シナモンシュガーを惜しみなく塗っています。噛むごとにバターのコクとシナモンの独特の香りが華やかに広がって、やはり合わせるのは紅茶でしょうか。 究極にシンプルなのに、クラシックホテルだからか完成度の高さを誇るのが、目玉焼きです。卵料理をセレクトするときには、なかなか選ぶ機会が少ないかもしれないのですが、実はおすすめ。 フライパンをオーブンに入れて仕上げるという目玉焼きは、焼き加減のオーダーはできるものの、少しレアなサニーサイドアップがおすすめ。「黄身をソースに白身を味わって」という火の通り方で、確かにおいしさが格段に上がる気がします。 また、ベーコンも白眉。焼き加減をクリスピーとノーマルから選べますが、ノーマルでも十分にクリスピー。カリカリというよりも「サクッ」という歯切れは感動的で、さらに噛めば噛むほど旨味が広がるのです。 長い間、さまざまなゲストをおもてなしし続けているからこそ培われた朝食を体験してみてください。 ホテルニューグランド「ル・ノルマンディ」 所在地 神奈川県横浜市中区山下町10 ホテルニューグランド タワー館5F 電話番号 045-681-1841 営業時間 7:00~10:30(L,O.10:00)、11:45~15:30(L.O.14:30)、17:30~21:00(L.O.20:00) 定休日 無休 ●宿泊者以外の利用も可能。
CREA編集部