過去4番目の高値 夕張メロン2玉300万円「チャンスあったら試食したい」落札後の行方は?
STVニュース北海道
夕張メロンの初競りについてです。 全国から注目されている夕張メロンの初競りの熱気を感じてきました。 さらに、高額で競り落とされたメロンの行方も追ってきました! (油野アナウンサー)「きのう収穫された夕張メロンがずらりと並んでいます。ことしは去年の6倍以上、1696玉の夕張メロンが収穫されました。その中でも優秀な夕張メロンがこちらです。ことしはいくらの値がつくのか、そしてどなたが競り落とすのでしょうか」 全国から注目の夕張メロンの初競りです。 2019年以来となる競りの前の試食会には、続々と市場関係者が集まりました。 (市場関係者)「うまい!うまい!」 (市場関係者)「甘味あるんじゃないかい。大丈夫、ばっちりです」 ことしは天候にも恵まれ、糖度の高い仕上がりになった夕張メロン。 午前7時、競りの時間を迎えます。 あっという間に決まってしまった2玉300万円! これは去年より50万円低く、過去4番目の高値です。 わたしは初めて市場の取材をしましたがー (油野アナウンサー)「初競りが始まりました!いったいいくらになるのでしょうか」 (油野アナウンサー)「何の数字か聞き取れません!」 (油野アナウンサー)「値段ってもう決まったんですか?まだ決まってない?あ、2玉300万円!?」 みなさんに教えて頂きました… 競り落としたのは、3年連続で夕張市でメロンの梱包作業などを行う会社です。 (ホクユーパック 野田清道社長)「ことしのメロンは特に“濃い”“うまい”なんですね。落札できてほっとしています」 気になるのは、この300万円のメロンの行方です。 午前11時半、たどり着いたのは夕張市にあるメロンの販売所でした。 ここで300万円のメロンが展示されています。 (札幌から来た人)「是非チャンスがあったら試食したいです」 (ホクユーパック 野田清道社長)「みんなに夕張に来ていただいて、食べていただいて、笑顔になってくれればいいかな」 競り落とされたメロンは、来月1日・2日にこの直売所で無料で振るまわれるということです。