EXILE SHOKICHI、野外焼肉で肉カルチャーをリスペクト! 全国各地の人気店集め『MEAT MANIA JAPAN supported by SUNTORY』
EXILE SHOKICHIがまた新たな挑戦をしている。10月12・13日に開催される肉イベント『MEAT MANIA JAPAN supported by SUNTORY』がそれで、和牛生産者や肉カルチャーへの興味を喚起することを目標に掲げている。一般のフードフェスとは一線を画すものだそうで……。 「バッタバタです。初めてには大変なことがつきものなんだなと思っています。1年以上前から準備を始めて、あと10日というところまで来て、まだまだ時間が足りない。1年間本当にしっかり進めてきたんですけどね……やばいです」 そう言いながら、ずっとニコニコしているEXILE SHOKICHI。準備が楽しくてしかたがないらしい。 来週に開催が迫った『MEAT MANIA JAPAN supported by SUNTORY』は和牛を取り上げた2日間のフェス。初日が日本各地の予約困難店や有名店の焼肉を野外で自分で焼いて食べるフェスで、2日目は完全招待制の生産者と有名シェフのコラボイベントで構成。和牛生産者および肉カルチャーへの興味を喚起すること、イベントを通じて仲間と集う場を創り提供することなどを目的としている。 SHOKICHIを筆頭に、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSが所属する事務所LDH JAPANの北海道出身メンバーが出演する番組『EXILE TRIBE 男旅』(UHB)がきっかけで始まった「八将牛(はちまさうし)プロジェクト」がイベントの源流だ。 「番組で大橋牧場の大橋遼太君を訪ねたんです。4年前かな、北海道を代表する新しい銘柄牛を作ろうじゃないかと。コンセプトも作って、3年前から育て始めました。ついに今年10月に初出荷を迎える予定で……ひとつのポイントを迎えるというか、4年間の集大成というか。大切に育ててきた牛を出荷する、命と向き合うことでいろいろ学ぶことがあるし、感動的な部分もあるんですよ。この感動を、自分はエンターテイナーとしてやらせていただいているので、ちょっと“らしく”というか、たくさんの方々と分かち合えたらなと、イベントをやっちゃおうかって。命と向き合う大プロジェクトですし、みんなにこういう活動を知ってもらえて、牛たちの存在を知ってもらえたら、少しでも報われるんじゃないかって」 フードフェスは大人気で毎日どこかで行われるといっても言い過ぎないぐらいの数がある。各国料理、肉や魚介といった素材などさまざまな切り口があるなかで、『MEAT MANIA JAPAN』は和牛にフォーカス。そして1日目はセルフで焼くというあまりなかったスタイルで行う。 「形あるものをサンプリングするんじゃなくて、ゼロイチ、形なきものからやってるので、前にこういう人たちがこうやってたから、僕たちはこんな感じでやってみようってできるレファレンスがないんです。参考にできるものがないっていうのがいかに大変かっていうことを改めて感じています」 全国各地の予約困難店や有名店の焼肉を自分で焼いて楽しむ。提供する肉については「日本中から人気の焼肉屋が集結みたいな感じ」で、「北海道の北海道の牛やそれにあったタレ、東北のタレ、神戸の神戸ビーフのプライド……とかね。焼肉って文化の違いが感じられるんですよ。そこも一つの醍醐味として感じてもらえたら面白いんじゃないかなって思います」 ■焼肉はみんなで楽しめるカルチャー 焼肉というスタイルでの提供を選択したのは、おいしさが一番分かると考えてのことかと聞くと、「……それもあるし」。 「みんなに一番浸透してる肉の楽しみ方なのかなって。楽しいじゃないですか、みんなで肉を囲んで、焼いて。みんなで楽しめるカルチャーとして根付いている。そこと結びつけて楽しく、おいしいイベントできたらって」 SHOKICHI自身の楽しかった肉の思い出とつながっている。 「自分が生まれた(北海道の)苫小牧には『スケートまつり』っていうのがあって、しばれ焼きっていう名物料理があるんですよ。ドラム缶を加工した焼き台があって、ジンギスカンの肉を買って自分でその焼き台で焼いて食べるんです。親と一緒に行くんですけど、知らない人たちもいて、同じところで肉を一緒に焼いて食べるのが大好きだった。みなさんにも同じような思い出を作ってほしいなというのもあって。フードフェスで自分で焼いて食べるものってあまりないと思うから大変だと思うけど、やったらなんか楽しいんじゃないかなって」 それもあって、1日目のチケット価格は、最大4名までで2.5時間の飲み放題付き1万6500円から最大12名までで4時間飲み放題つきで13万2000円というグループで楽しむ前提で設定。肉は、それとは別に予約購入するスタイルにした。チケット発売当初は金額に目が行く人が多かったようだが、頭数で割って焼肉を食べに行こうと思ったら悪くないと考える人も増え、残席もわずかとなった。2日目は売り切れた。 「続けていきたいと思ってこのイベントを立ち上げたし……」と、SHOKICHI。「次のことも考えられる感じになってきたので、今年やってみて意見を聞きつつ、このスタイルを続けるのか、もうちょっと違うスタイルでいくのかって考えていきたいと思っています」 ■初めてソロライブをやる時みたいなドキドキ感 当日にならないと分からないが、来場者は自身を応援してくれるファンが半分、残りはフーディになりそうだという。 「僕らのことを全く知らないファミリー層まで届いたらいいなって思ってたんですけど、初回ですし、年齢層は想像していたよりも上な感じです。だからといって落ち着いた空間……とはならないか、アルコールを出すし(笑)。DJもいて音楽を鳴らすし、僕もDJをします。音量は家族を意識したレベルにしようと思っています。実際にどんな感じのイベントなのか想像できないと思うので、今回が、次回やその次への参考にもなればと思います」 イベントまで2週間。「あと10日ぐらいは眠れない……」と、SHOKICHIは笑う。 「寝てると起きちゃうんですよ。初めてソロライブやる時の、あれ?本当に初日来るんだよな、みたいなドキドキ感というか。もてなす側、提供する側なんで、そのプレッシャーが半端じゃないです。みんなに喜んでほしいし、楽しんでほしいので。ここ微妙っていうところがあったら嫌じゃないですか? せっかく来たのになんかめっちゃ寒いみたいなのは(笑)」 チケットは9月30日23時59分まで購入できる。詳細は、イベントの公式サイト(https://www.meatmaniajapan.com/)で。 ■10月初出荷の八将牛は「おしとやかな味わいでアロマティック」 3年をかけて育ててきた「八将牛」がいよいよ初出荷される。SHOKICHIに聞くと、手ごたえはあるよう。「自分のイメージはもっともっとなんかいい感じにもできるな、まだ余白がある、そんな感じです」 「八将牛はあまり大きくしようとしてない血統で、普通の牛よりも1.5回りぐらい小さい、めちゃくちゃ小さいんです。重量でいうと下手したら一般的な牛の半分です。それを35カ月ぐらい育てるんですよね、普通は2年強ぐらいなので、かなりゆっくり育てていくスタイルです。筋繊維はめちゃめちゃ細かいので、味わいは…おしとやかな味わいというか、アロマティックです」 すでにシェフの間でも好評だそうで、「ミシュランシェフでも唸る感じにはなってると思います。自信がつきます」 「MEAT MANIA JAPAN」での八将牛の提供はない。 (TOKYO HEADLINE・酒井紫野)
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