パリ五輪代表・太田りゆがガールズケイリン通算100勝「この後はグランプリ出場をモチベーションに」
岐阜競輪の「西日本カップ(F1)」は17日、2日目を開催。7Rのガールズ予選2に出場した太田りゆ(30歳・埼玉=112期)に話を聞いた。 太田りゆがこの日も力の違いを示して順当に白星ゲット。そしてこの勝利は、記念すべき通算100勝目となった。勝利者インタビューが終わって検車場に引き揚げてくると、プレゼントを準備していた13人のガールズから盛大に祝福された。 「100勝はあまり意識はしていなかったけど、お客さんも知っていてくださったみたいだし、こうやってみんなにもお祝いしてもらえたのでうれしいです!」と大きな目をパチクリさせながら喜びを表した。 2017年7月のデビューから7年半経ってはいるものの、長らくナショナルチームに在籍したこともあって出走数はこの日が169走目。ガールズケイリンに専念する今後は、驚異的なピッチで白星を積み重ねていくことになるだろう。 「これからは競輪選手としてのキャリアを積み重ねていきたいと思っています。GIを獲ってグランプリに出ることが理想だけど、賞金でのGP出場というのもいいと思うし、走れる限り走っていきたい。今まではオリンピックがモチベーションになっていたけど、これからはグランプリっていうのをモチベーションにして頑張っていきたいと思います」 2日目のレース後は祝ってくれた仲間たちだが、レースになればライバル。日野未来や當銘直美は特に“打倒・太田りゆ”を掲げて決勝に臨んでくるはずだ。その挑戦を退けて101勝目をつかみ、記念の開催を完全Vで締める。(netkeirin特派員)