プレミアリーグ違法視聴サービス提供の男、懲役3年4カ月の実刑判決…取り締まり強化へ
プレミアリーグは、違法ストリーミングサービスをダウンロードして販売していた29歳の男性が逮捕されたことを発表した。 脱税、麻薬、暴行、放火、殺人…犯罪・逮捕歴を持つサッカー選手たち プレミアリーグの発表によると、リヴァプール出身のジョナサン・エッジ氏は現金と引換に『Amazon』の「Firestick」に違法なストリーミングサービスをアップロードしていた模様。無許可のこのサービスを停止するように何度も警告されていたが、この警告を無視し続けたために起訴されたようだ。そしてリヴァプール刑事裁判所は、詐欺法に基づく3つの犯罪で有罪と判断して10月末に勾留。12日に懲役3年4カ月の実刑判決が言い渡されている。 プレミアリーグの法務顧問であるケビン・プラム氏は、「関与した個人に言い渡された重大な判決は、行為の重大さを改めて浮き彫りにしており、この事件を通じて支援してくれたマージーサイド警察に感謝する」と声明を発表している。 「規模や運営方法にかかわらず、プレミアリーグへの不正アクセスを提供するものに対しては、引き続き法的措置を講じる。停止を求める警告を無視するのは、さらに悪い結果を招くだけだ。プレミアリーグの放映権の販売は、サッカー界全体をリードする経済貢献の支えであり、今回の訴訟で裁判所がこれらの権利を保護するこの重要性を改めて認識してくれて嬉しく思う。規模にかかわらず、あらゆるレベルで違法な運営者を調査して起訴することで、これらの権利を守り続けていく」 なおプレミアリーグは、「放送パートナーや当局と協力し、引き続き違法なストリーミングサービスを取り締まり、サービスや製品を提供する者を起訴していく」とも警告している。