最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング8位。31歳で大復活!? アシスト量産のキックの達人
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
8位:福森晃斗(横浜FC) 生年月日:1992年12月16日 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 2024リーグ戦成績:38試合2得点14アシスト 北海道コンサドーレ札幌から横浜FCに期限付き移籍で加入した福森晃斗は、市場価値60万ユーロ(約9600万円)で8位にランクインした。30代で唯一のトップ10入りだ。 福森は2015年に川崎フロンターレから札幌に加入し、9シーズンにわたってプレー。精度抜群の左足を武器に最終ラインからゲームを組み立てるスタイルで知られている。2019シーズンにはJ1で2得点8アシストを記録し、市場価値は170万ユーロ(約2億7200万円)に達した。 しかし、その後の市場価値は右肩下がりを続け、2023シーズンは29試合出場で0得点1アシストにとどまり、2023年6月に90万ユーロ(約1億4400万円)に下落。2024シーズンに横浜FCへ新天地を求めた。 移籍時、福森は札幌の公式サイトで「ここ数年みなさんの期待に応えることができず申し訳ありませんでした。もう一度自分自身の輝きを取り戻すために行ってきます」とコメント。その言葉通り、2024シーズンは圧巻の活躍を見せた。 第8節のファジアーノ岡山戦では1試合3アシストを記録するなど、14アシストで今シーズンのJ2最多アシストを達成。チャンス演出数もリーグトップの114回を誇り、横浜FCの攻撃を支えた。さらに、インターセプト数はリーグ最多タイの15回を記録し、守備面でも貢献。横浜FCの総失点27はJ2最少で、J1昇格の原動力となった。 福森は、12月に32歳となる。将来性も加味される市場価値は、年齢を重ねると減少する傾向にあるが、今シーズンの活躍を受けて、次のアップデートでどのような変化があるのかにも注目だ。
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