総額7億ドルという前代未聞の契約を結んだという大谷。来季開幕戦を韓国で戦うことになりそうだ(C)Getty Images

　日米のみならず、韓国でも大谷翔平の超大型契約に驚きを隠せない様子だ。 　エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっていた大谷は現地時間12月9日（日本時間10日）に自身のインスタグラムを更新し、ドジャースと契約合意に至ったと発表した。現地の複数メディアによると、契約は10年総額7億ドル（約1014億円）で北米スポーツ史上最高額となった。 【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に！圧巻の全44ホームランを一気に見る 　世界中が注目していた大谷の去就だが、ドジャース入り決断に韓国では大騒ぎとなっている。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は「大谷、ドジャースと10年9240億ウォンで契約。総額・年俸ともに新記録」のタイトルで記事を配信し、大谷のドジャース入りを伝えた。 　同紙は「投手と打者を兼任する『野球の天才』大谷翔平は引き続き米国カリフォルニア州ロサンゼルスにいることになった。ただ、ユニフォームカラーが赤から青に変わる」と二刀流スターの移籍を伝えた。北米スポーツ史上最高額となる“異次元”の契約を結んだことについては「彼は成績だけでなく年俸でも前人未踏の境地に達した」と驚きをもって記載した。 　韓国では来年の3月にソウルの高尺スカイドームでドジャースとパドレスのMLB開幕戦が行われる。大谷のドジャースデビュー戦の舞台が韓国になる可能性が高くなっており、現地では早くも盛り上がりを見せている。韓国のスポーツメディア『OSEN』も大谷のドジャース入りに関する記事の中で、「大谷のドジャース移籍1号ホームランが高尺スカイドームで飛び出すかもしれない」と、興奮気味に言及していた。 　パドレスには韓国のスーパースター・金河成（キム・ハソン）が所属しているが、ドジャース・大谷がソウルでデビュー戦を飾れば、大盛り上がりを見せることは間違いないだろう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]