マロジャンが激闘の末にモンフィスを倒してシェルトンに対する2回戦へ [ASBクラシック／テニス]

「ASBクラシック」（ニュージーランド・オークランド）で激闘となった1回戦を戦い終えて健闘を称え合うファビアン・マロジャン（ハンガリー／右）とガエル・モンフィス（フランス）（Getty Images）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「ASBクラシック」（ATP250／ニュージーランド・オークランド／1月8～13日／賞金総額73万9945ドル／ハードコート）の男子シングルス1回戦で、ファビアン・マロジャン（ハンガリー）がガエル・モンフィス（フランス）に6-4 6-7(6) 7-6(4)で競り勝った。 ～ASBクラシックで2時間35分の死闘の末に初戦を突破したマロジャン選手～ 　第7ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したマロジャンはすべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークでマッチポイントを2本凌がれた末に落としたが、ふたたびもつれ込んだ第3セットのタイブレークで迎えた合計4度目のマッチポイントをものにして2時間35分で死闘に終止符を打った。 　前週に開催された女子大会では準優勝を飾った妻のエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）に付き添っていた37歳のモンフィスは第3セット5-4からサービスゲームを迎えていたが、シーズン初戦を勝利で飾ることはできなかった。 「モンフィスに勝ててうれしい。彼は15年間トップ10にいたから素晴らしい経験を持っている」とマロジャンは試合後にコメントした。 　マロジャンは次のラウンドで、第1シードのベン・シェルトン（アメリカ）と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。 　そのほかの試合ではダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）、ボティック・ファン デ ザンツフープ（オランダ）、ヌーノ・ボルヘス（ポルトガル）、日本のダニエル太郎（エイブル）に加え、アレクサンドル・ミュレー（フランス）、アレハンドロ・タビロ（チリ）、ルカ・バン アッシュ（フランス）の予選勝者3人が2回戦に駒を進めた。 　殿筋の負傷に苦しんだ第5シードのクリストファー・ユーバンクス（アメリカ）はファン デ ザンツフープに6-7(5) 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。