大谷翔平「アプローチがかみ合ってなかった」ベテラン投手陣の前に5戦ぶり沈黙/一問一答
<ドジャース1-3レンジャーズ>◇13日(日本時間14日)◇ドジャースタジアム ドジャース大谷翔平投手(29)が、4打数無安打で5試合ぶりのノーヒットに終わった。3戦連続の本塁打が期待されたが、22年にエンゼルスで同僚だったレンジャーズ先発ロレンゼン、2番手右腕の39歳ロバートソンの前に封じられた。 大谷の一問一答は以下の通り。 -2夜連続でロバートソンに抑えられた。何か特別な対策はしているか どうなんですかね。データ通りのピッチングというか、特別変わったことはもちろんしてないとは思いますけど。こちら側の、僕の打席のアプローチがかみ合ってないのかなとは思います。 -ボール球をスイングしているのか、いい球を投げられているのか コーナーのピッチングは基本的には多いとは思うので。それがストライクになっているかどうかはだいぶ違いますし。今日の打席で言うなら、どちらかというとコーナーのピッチングが、ストライクになってるケースの方が多かったかなと思います。 -ロレンゼンに苦戦しているポイントは バランスよく投げて来てるなっていういいピッチングだったとは思いますけど。(チーム)みんな打球速度もしっかり出てましたし。捉えるところはしっかり捉えてたとは思うので。(打球が)どちらか横にずれていれば抜けるような打球が、結構多かったのかなとは印象的には思ってます。 -2夜連続でホームランを打ったが、その前の数週間はなかなか打てなかった。バッティングではどのような過程を 長いシーズンなので、いい時も悪い時もあるのはその通りなんですけど。良くても悪くても、次の試合でより良くなるように1打席1打席みんな考えて、自分自身も考えてますし、みんな考えてると思うので。良くない時っていうのは余計にそういうことは考えると思いますけど。何が自分にとって大事なのかというか、良くなるために必要なことを、毎打席毎打席反省しながら、次につなげていけたらいいかなと思ってます。 -去年のワールドチャンピオンとの戦いだった。振り返って どうなんですかね。昨日は昨日でもう終わってはいるので。そこまでの打席は良かったかなと思いますし。今日は今日で、うーん、どうなんですかね。最後の打席は良くなかったですけど。それより前の打席は比較的、そこまで悪い感じはしなかったので。全体的には結果は良くなかったですけどね。過程はそこまで悪くなかったかなとは思います。 -ロバートソンのナックルカーブの使い方が昨日と違ったことについては スタッツよりも投げ方みたいな、間合いの方が独特だと思うので。そこの方がみんな、なんて言うんですかね、ちょっとずれる感覚があるのかなとは僕自身も含めて思います。 -チャンスの場面でいい当たりが出てないが、力みはあるか どうなんですかね。基本的には変わらないですけど。なんなんですかね。ランナーがいない方が基本的に甘い球が来るものではあるので。統計を取ればその通りになりますけど。いい当たりじゃなかったとしても、しっかりと今日の(8回1死)一、三塁なんか特に、外野フライでも1点入りますし。二塁にまた(走者が)行って、スコアリングポジションでツーアウトでも、十分同点にはなるシチュエーションではあるので。そういうバッティングができれば、ヒットじゃなくてもいいのかなとは思います。 -例年6月は当たりが出てくる。今年は例年と違うか どうですかね。バッティング自体は浮き沈みはありながら、シーズンが経つにつれての方が合ってはくると思うので。4月後半、5月もバッティングの感覚としては、すごくいいなっていう感じではなかったので。これからもっともっと上げていけたら。数字ももちろんそうですけどね。内容的に、感覚的にもっと上げられたらいいのかなと思います。 -(米スタンフォード大の)佐々木麟太郎がMLBドラフトリーグに出てホームランを打った。試合を見たか わからないです。知らなかったです。 -後輩に対して何か 素晴らしいなと思います。頑張って欲しいですね。