能登半島地震の死者221人 今も15地区490人が孤立したまま(14日午後4時現在)
14日午後4時から石川県庁で開かれた能登半島地震災害対策本部員会議で報告された石川県内の被害状況です。 ■死者221人、うち災害関連死は13人と変わらず 地震による犠牲者は1人増えて221人に上っています。 珠洲市で99人、輪島市で88人、穴水町で20人、能登町で6人、七尾市で5人、志賀町で2人羽咋市で1人となっています。このうち、震災後にけがや身体的不安による病気などで亡くなったとみられる災害関連死は13人で13日から変わっていません。 安否が分かっていない人は輪島市で19人、珠洲市で5人のあわせて24人です。 ■孤立集落と避難者の情報 集落の孤立も依然、続いています。 最も多い輪島市は8地区、珠洲市が5地区、能登町は2地区のあわせて15地区490人が孤立したままです。 避難している人は輪島市で146か所7611人、珠洲市で51か所3843人など、石川県全体では、389か所1万9014人となっています。このうち2次避難所への中継拠点となる金沢市のいしかわ総合スポーツセンターを利用した避難者は241人、2次避難所に移った避難者は、18箇所で780人となっています。 ■断水の情報(午後2時現在) 輪島市では、約1万戸、珠洲市では、約4800戸、七尾市では、約2万400戸。このほか、穴水町、能登町、志賀町、羽咋市、かほく市、内灘町の合計9の市と町のおよそ5万5518戸で断水が続いています。 ■停電の情報(午後6時50分現在) 停電の情報です。午後6時50分の時点で、輪島市で約5600戸、珠洲市で約2700戸、このほか七尾市、能登町、穴水町、志賀町の6つの市と町、約8760戸で電気が止まったままです。
北陸放送