JALとカリモク、退役777のアップサイクル品販売
日本航空(JAL/JL、9201)は、退役したボーイング777型機の部品を再利用したアップサイクル(作り替え)品を始めた。2023年6月にカリモク家具(愛知・東浦町)と発表したインテリア用品が好評だったことから、JALのオンラインショップ「JALショッピングJAL Mall店」で扱いを始めた。 【写真】再利用のため国内で解体されるJALの777-200 今回販売する商品は、退役した777の部品を再利用し、国内外で活躍する建築家やプロダクトデザイナーが手掛けたインテリア用品。カリモクが家具を製造する過程で排出される端材を用いて製作したアップサイクル型の商品となる。 777の客室窓を座面に使ったスツール(背もたれのない腰掛け)やトレー、カーゴライニング(貨物室の壁紙)を用いたカードケースとPCケースを扱う。税込価格は「キャビンウィンドウ スツール」が14万円で販売数量は25点、「キャビンウィンドウ トレー」が6万円で25点、「カーゴライニング カードケース」は2万2000円でホワイトが22点、ブラウンが19点、「カーゴライニング PCケース」が4万4000円でホワイトとブラウンが15点ずつとなる。
Tadayuki YOSHIKAWA