写真：馬龍（マロン・中国）/撮影：ラリーズ編集部

＜卓球・WTTチャイナスマッシュ2024　日程：2024年9月26日～10月6日　場所：北京（中国）＞ 5日、WTTチャイナスマッシュ2024は大会10日目を迎え、男女シングルス準決勝と男女ダブルス決勝が行われた。 男子シングルス準決勝では、馬龍（マロン・中国）と梁靖崑（リャンジンクン・中国）、林詩棟（リンシドン・中国）と向鵬（シャンパン・中国）が対戦。 馬龍は第1ゲーム序盤から流れを掴み、梁靖崑の猛追から逃げながら一気に3ゲームを連取。第4ゲームは中盤まで梁靖崑がゲームを支配するも、後半で追い抜いた馬龍がデュースでゲームを奪取。馬龍がストレートで梁靖崑に勝利し、決勝進出。 また、林詩棟は向鵬に第1ゲームを奪われるも、デュースの競り合いを制した林が逆転。そのまま林詩棟が向鵬の猛追をなんとかしのぎ、ゲームカウンター4-2で林詩棟が勝利。林詩棟が決勝進出を決め、男子シングルス決勝は馬龍と林詩棟の対決となった。 その他、女子シングルス準決勝では、孫穎莎（スンイーシャ・中国）に范思琦（ファンシチ・中国）ストレートで勝利。王曼昱（ワンマンユ・中国）が陳幸同（チェンシントン・中国）にゲームカウント4-2で勝利し、女子シングルス決勝は孫と王の対決と決まった。 男子ダブルス決勝では、林高遠（リンガオユエン）/林詩棟（リンシドン・中国）ペアと王楚欽（ワンチューチン）/梁靖崑（リャンジンクン・中国）ペアが対戦。レベルの高い戦いとなった一戦は、第1、2ゲームを林高遠/林詩棟ペアが先取するも、王楚欽/梁靖崑ペアが第3ゲームから一気に逆転を決め、フルゲームの末に王楚欽/梁靖崑ペアが勝利。男子ダブルスは王楚欽/梁靖崑ペアが優勝となった。 女子ダブルス決勝では、孫穎莎（スンイーシャ）/王藝迪（ワンイーディ・中国）ペアと銭天一（チェンティエンイ）/陳幸同（チェンシントン・中国）ペアが対戦。第1、第2ゲーム共にデュースまで競り合うも、2ゲームとも銭天一/陳幸同ペアが12-10で先取。第3ゲームは孫穎莎/王藝迪ペアが奪い返すも、流れを掴んだ銭天一/陳幸同ペアが第4ゲームを奪取し、ゲームカウント3-1で勝利。見事優勝を飾った。 6日には、男女シングルス決勝が行われる。