「踊る」新作映画、主人公は室井慎次！プロジェクト再始動が正式発表
1997年に連続ドラマが放送され、社会現象を巻き起こした「踊る大捜査線」シリーズ。放送から27年、2024年秋に「踊るプロジェクト」が再始動し、室井慎次を主人公とする新作映画の劇場公開が、正式に発表された。主演は柳葉敏郎となり、亀山千広（プロデューサー）、君塚良一（脚本）、本広克行（監督）ら「踊る」スタッフが再集結。タイトルや公開日などは、後日発表される。 【動画】室井さんが主人公！「踊るプロジェクト」映画最新作スーパーティザー映像 「踊る大捜査線」は、警視庁湾岸署を舞台に、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描くなど、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、幅広い層に支持された。1998年には劇場版『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開され、興行収入100億円超えの特大ヒットを記録。2003年の映画第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』は、邦画実写歴代No.1の興行収入173.5億円を記録しており、歴代映画シリーズ6本の累計興収は487億円、累計動員数は3,598万人を超えている。
「踊る」シリーズの大きな魅力のひとつといえば、脱サラして刑事課に配属された異色の警察官・青島俊作（織田裕二）、本庁のキャリア組である室井慎次（柳葉）の“熱き友情”だ。所轄の刑事と本庁のキャリアという対極の二人が、時にぶつかりながらも、それぞれの立場で互いを尊重し合った。そして、ドラマ最終話「青島刑事よ永遠に」（1997年3月18日放送）で二人は、「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」という約束を交わした。
青島と室井の約束から27年後、ドラマ放送時間だった2024年3月18日21時に、公式サイトが突如開設され、ビジュアルとスーパーティザー映像公開された。現在も色褪せない数々の名言や名シーンが収録された映像では、「あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない。」というキャッチコピーも添えられている。（編集部・倉本拓弥）
