ロンドン五輪出場の柔道家、試合直前に篠原信一氏にかけられた言葉に「プレッシャーやし!」と恨み節
12年ロンドン五輪柔道男子100キロ級代表の穴井隆将氏(40)が16日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。ロンドン五輪の試合直前に日本代表監督を務めていた篠原信一氏(51)からかけられた言葉を明かし、その内容にスタジオがざわつく場面があった。 ロンドン五輪では日本のエースとして金メダル獲得を期待されていた穴井氏だったが、「五輪の試合前夜ですね。部屋の中でただただ震えてました」とプレッシャーに押しつぶされそうになっていたことを告白。 この時、日本はお家芸の男子柔道でまさかの大苦戦。穴井氏は「私の試合日まで5階級金メダルなしで来て、このままだと日本男子柔道初めて金メダル0になっちゃうよと。1つ上(の100キロ超級はパリでも金メダルを獲ったリネールがいて厳しくて」と当時の状況を説明した。 すると試合前日、緊張で震える穴井氏に篠原氏はまさかの声かけ。「"お前の舞台が整ったな!金メダル獲ったらヒーローやないか!"って。いやいや、めちゃくちゃプレッシャーやし!」とその内容を明かし、番組MCの「ダウンタウン」浜田雅功は「また軽い感じやしなあ」と穴井氏に同情していた。 結果、穴井氏は2回戦敗退。日本男子は金メダル0に終わり、「手ぶらで帰ってきた。(持って帰ってきたのは)ロンドンバスのキーホルダーだけですよ!」と悔しげに語った。