なにわ男子・大西流星、撮影中の“ビビり”エピソード告白「ヒヒィー!みたいな驚き声を出してしまって(笑)」
なにわ男子の大西流星が、7月15日に都内で開催された主演映画「恋を知らない僕たちは」“恋僕胸キュン祭り”完成披露試写会に登場。共演の窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良、酒井麻衣監督と舞台あいさつを行い、撮影エピソードを披露した。 【写真】まさに“恋僕胸キュン祭り”大西流星らキャスト陣が浴衣姿でラブリーなポーズ ■高校生たちのリアルな恋物語 同作は、「虹色デイズ」などで知られる水野美波氏による同名漫画が原作。6人の高校生たちが思い悩み、時にぶつかりながらもそれぞれの“本気の恋”に向き合う姿をリアルに描く等身大のラブストーリー。映画初主演となる大西は、恋よりも友情を優先して「好き」を伝えられない主人公・相原英二を演じる。 “恋僕胸キュン祭り”と銘打ったイベントということで、浴衣姿で登壇した大西は「皆さん本当にすてきで、撮影の時の制服とはガラリと変わってちょっと大人っぽくも見えたり、作品と照らし合わせて見ていただくと全然違うキャラクターを演じていたんだなとあらためて思って、ドキドキしています」とニッコリ。 演じた英二については「恋より友情を優先してしまうピュアな男の子」と評し、「中学生の頃から幼なじみであった泉(莉子)や直彦(窪塚)と関わっていく中で、泉への恋心が。でも、やっぱり直彦との友達としての関係性を崩したくないという。ドキマギしながらもだんだんいろんな人と出会って、恋をしていって、英二くん自体が成長していくというのがすごく丁寧に描かれています。自分から見たら、めちゃくちゃ少年過ぎて、すごくまぶしい子だなと思いました」と、役の印象を語る。 それを受け、猪狩は「でも、すごくピッタリでしたよね。今は何か違う人みたい。(劇中では)なにわの大西さんとちょっといい意味でイメージが違って、すごいなと思った。さすがでございます」と話すも、大西の反応が思った感じと違ったようで、「一応同じ事務所なんです。さっきまで仲良かったんですけどね…」とこぼすと、大西から「今俳優の顔をしています(笑)」と返され、猪狩は「やめて!先に伝えといて」と息ピッタリでツッコミを入れていた。 ■「ひと夏の青春を過ごしたなっていう気持ち」 あらためて、映画初主演ということで大西は「まさか自分がラブストーリー、しかも少女漫画の実写化をさせていただけるなんて思ってもみなかったですし、エンドロールの一番初めに名前が出るということで…。主演ではありますけど、主要人物の(自分以外の)残り5名がめちゃくちゃ僕を支えてくださいましたし、同世代やからこそ分かる気持ちであったり、カメラが回っている時も回っていない時も、クラスメートのように過ごして、ひと夏の青春を過ごしたなっていう気持ちでいっぱいです」と、共演した5人に感謝を込めつつ、撮影を振り返った。 そんな中、作品にちなんだエピソードトークとしてステージ上で「撮影中に言えなかったことを“告白”」することに。文化祭のお化け屋敷でのシーンを挙げた大西は「僕実はすごくビビりな一面があって、いま後ろに風船があることでも(急に割れないか)ビビってるんですけど…」と打ち明け、「お化け屋敷のシーンで扉を開けた瞬間に“驚かせる仕掛け”があったんです。お芝居ですし、『ここで開けたらこういうのが出てくる』って説明してくださるのかなと思ったら、『まず1回やってみましょうか』って。とりあえず英二くんになりきって扉を開けると、骸骨みたいなのがバコーンってきて、ホンマに大西流星として“ヒヒィー!”みたいな驚き声を出してしまって(笑)。仕掛けを担当していた美術のスタッフさんにドン引きされて」と、苦笑いしながら回想。 これには猪狩も「あれガチビビりなの!?」と驚きを隠せない様子で、酒井監督も「一応『開けたら出てくるからね』って言ってたんです。でも、予想以上にビックリする仕掛けを美術部さんがやってくださっていたので、私も大西さんの声にビックリしました」と振り返り、大西は「一瞬現場が凍りつくという(笑)。音とかCG使うのかなって思ったらちゃんと教室の一部屋にお化け屋敷を作ってくださっていて、妙にリアルで…。そこで出てくるワクワクな仕掛けを皆さんにも注目していただきたいなと」と、しっかり作品のアピールにつなげていた。 映画「恋を知らない僕たちは」は8月23日(金)公開。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)