【サウジ戦でも生命線だった”森保ジャパン”の心臓。遠藤&守田の“絶対性”に潜むリスク(2)】“カタールまでのサイクル”よりも共有されているからこその課題とは……「4人目」というテーマ
ボランチの2人も4ー3ー3で来たサウジアラビアに対する、前からのハメ方では難し判断を強いられた。相手のアンカーを誰が見るのかうまく整理できないまま、5ー4ー1のブロックで構える時間が長くなる中で、耐える守備を強いられる時間帯が多くなった。 ■【画像】「神対応すぎだろ」「これは、嬉しい」日本代表MF守田英正がサウジアラビア戦後に急遽駆け寄って実施した「ファンサービス」■ 守田英正は「相手がアンカーを置いてきた時とか、4バックの時はこうしようというのは持っていた」と振り返るが、相手も可変しながらボールを動かしてくる中で、うまく前からハメられない状況が続いたことも事実だ。 そうした中でも、ボランチのふたりは柔軟に立ち回りながら、時にセンターバックとの協力で相手のシュートをブロックし、ロングボールが来ればセカンドを確実に拾って繋ぐ意識が見られた。後半は日本も右に伊東純也を入れるなど、攻守にギアを入れた日本が流れを引き寄せた。小川航基による追加点はCKからだったが、コーナーを獲得した小川のシュートは左で三笘薫をサポートした守田のサイドチェンジから、伊東がゴール前に折り返す形だった。
■“カタールまでのサイクル”よりも共有されているからこそ
良い時間帯でも、難しい時間帯でも、遠藤と守田の関係はチームの生命線であり、森保監督にとっても頼りになる存在だろう。守田はアジアカップ準々決勝のイラン戦に敗れた後に、ピッチ内で選手が自主的に考えることが多すぎる問題を提言したが、「監督もより話を聞いてくれるようになりましたし、間違いなくあれがあって今があると思う。今後より一層良くなっていくと思います」と語る。 キャプテンの遠藤が全体のバランスを司る存在なら、守田は中盤から攻撃のギアを入れるような存在で、多少のリスクを負って前目に関わっていく仕事を担っている。この二人の関係がある限り、サウジアラビア戦のように左右のウイングバックと2シャドー、さらには1トップにメンバー交代や配置転換があっても機能しやすいことは間違いないだろう。 だからこそ心配になるのは2人のうち、どちらかでも欠けるゲームで、チーム全体のパフォーマンスが低下しないかということだ。カタールまでのサイクルよりも、基本的な戦い方はチーム内で共有されているはずだが、中盤を軸とした攻守のメカニズムはますます、遠藤と守田のボランチコンビありきになって来ているように見受けられるのだ。
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