セブンペイ、9月末でサービス終了 午後3時から会見(全文4)テストの範囲と深さが適切でなかった
セブン&アイ・ホールディングスは1日午後3時、都内で記者会見を開き、スマートフォン決済サービス「セブンペイ」を9月末に終了すると発表した。 【動画】セブンペイ、9月末でサービス終了へ 午後3時から記者会見(2019年8月1日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「セブンペイ、9月末でサービス終了へ 午後3時から記者会見(2019年8月1日)」に対応しております。 ◇ ◇
7payとnanacoの得られる情報の違いは?
東洋経済新報社:東洋経済の遠山です。2点質問があります。1点目は、今後のデジタル戦略というところで、7payで得られる情報とnanacoで得られる情報の違いですとか、もう少し具体的に教えてくださいというのが1点です。2点目が、今回、7iDのところを残しておくというところで、じゃあ今後のデジタル戦略のところで7iDは何に使われるのかというところを教えてください。以上です。 後藤:デジタル戦略における7payの情報ということでございますが、nanacoも当然のことながら、電子決済ということでは6000万枚の発行の実績がございますが、委託カードでございますので双方向の情報のやり取りができません。また、私どもが想定していた7payビジネスは、外部に広くオープンな形で使っていただけるという形で、私どもグループ以外のお買い物情報、決済情報も取り込めるのではないか。それによってさまざまなお客さまの行動というか、お客さまに合わせたさまざまなご提案も含めた双方向のやり取りができるんではないかということで考えておったわけですけれども、今回、こういう状況になってしまってるということでございます。 あと、7iDを残す理由ということでございますが、7iDというのは私どものさまざまなサービスに全てひも付いているIDでございます。ですからネットスーパーとかセブンミールサービスだとか、それぞれの各事業会社のアプリだとか、全てにひも付いている中で、グループ横断的にお客さまのお買い物情報を理解をしながら、グループ内の相互創客に役立てたり、そういったさまざまな施策のベースになるIDでございます。つまりデジタル戦略の要ともいえますので、これを残すというよりも、これがやはりわれわれデジタル戦略の要であるということでご理解いただければと思います。 司会:続きましていかがでしょうか。では同じく左手の、背広を着た男性の方、お願いいたします。