【函館スプリントS・1番人気の敗因】アサカラキングは9着凡走 斎藤「いつもの行きっぷりがなく…」
[GⅢ函館スプリントステークス=2024年6月9日(日曜)3歳上、函館競馬場・芝1200メートル] 初の1200メートル戦(モルガナイトS)を圧倒的なスピードで制し、スプリント界の新星誕生なるか?とその走りに注目が集まったアサカラキング。ファンも1番人気に支持したが、持ち前のスピードをフルに発揮することなく9着に終わった。 スタートは周囲に比べるとやや遅れ気味。リカバリーして2番手に押し上げ、スムーズに流れに乗れているようには映ったが…。直線は脚を使うシーンもなく馬群にのまれた。「ゲートは普通に出ているけど、行くのに脚を使った。番手でいつもの行きっぷりがなく、妙に折り合っていたので早めに鼓舞したが…」と斎藤はレースを振り返り、「この馬らしくない競馬になってしまった」と悔やんでいた。
東スポ競馬編集部