【大雨】和歌山県で大雨・200ミリ近い降水
梅雨前線上に発生した低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、和歌山県では、17日よるから18日昼ごろにかけて大雨となりました。 和歌山地方気象台の観測によりますと、17日の降り始めから18日午後1時までの雨量は、田辺市龍神村の護摩壇山が194・5ミリ、新宮市で172・5ミリ、田辺市本宮町で163ミリ、那智勝浦町色川で158・5ミリ、古座川町西川で155ミリなどとなっています。 気象台は、一時、和歌山県に大雨や洪水の警報を出しましたがいずれも解除されました。 和歌山県によりますと、古座川町平井地区の一部で警戒レベル4の避難指示が出されていますが、田辺市田辺と上富田町の全域に出されていた避難指示は、いずれも解除されました。 県内の交通機関では、JR和歌山線が五條と橋本の間で運転を見合わせています。JR紀勢線は白浜と紀伊田辺間で架線に木がひっかかり、一時運転を見合わせました。 和歌山電鐵貴志川線は始発から全線で運転を見合わせましたが、午前11時半過ぎに運転を再開し、およそ1500人に影響しました。 また、羽田と南紀白浜の空の便は、強風のため朝の1往復が欠航しましたが、午後以降は通常通りの運航に戻りました。 この雨の影響で県内の公立の幼稚園を含む小・中・高や特別支援学校の一部では、臨時休校したり授業を中止するなどの対応をしました。