東京SGの小野晃征HC 「徐々にジャージーを勝ち取ってきた選手と調子のいい選手が開幕戦に出ることになる」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部で初優勝を目指す東京SGが17日、東京・府中市での練習を報道陣に公開。今季から指揮を執る元日本代表SOの小野晃征ヘッドコーチ(HC、37)が練習後に取材に応じ、「家族やファン、仲間の前で、今シーズンこれまでやってきたアグレッシブ・アタッキング・ラグビーができることを、すごく楽しみにしている」と、21日の埼玉との開幕戦(味スタ)で迎えるHC初陣への心境を語った。 ここまでのプレシーズンマッチは7戦全勝と好調。宿敵といえる埼玉との激突へ、メンバー構成も気になるところだが「徐々にジャージーを勝ち取ってきた選手、調子のいい選手が開幕戦に出ることになる。シーズンが始まる前から、ジャージーを勝ち取るということが大事だと思っているので、文句なしに勝ち取ったといえる選手になる」と、コンペティション(競争)を経ての23人のセレクションを強調した。 選手時代や、昨季経験したアシスタントコーチとの違いを問われると、「一番大きいところは、選手たちが互いを信頼してやり切るっていうことを、僕自身から手放して、リーダーが自分たちのボールの動かし方をするというところ。選手がグラウンドに出たら、僕がコントロールできることはない」と述べた。